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Linux のビジネス活用を促進する団体「Linux Solution」が設立

2000年02月01日 10時32分更新

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 アークワークス、合資会社システムデザイン研究所、ネットエージェント、有限会社ボニー電子技研の4社は1月31日、業務システム構築におけるLinuxの活用を推進する任意団体「Linux Solution」を設立した。Linux Solutionは、同団体のWebサイトを通じて、Linuxを使ったシステムの提案や事例などの情報提供を行なっていく。

Linux Solutionが予定している活動内容は次のとおり。

  • 企業における情報戦略の中での Linux の普及啓蒙活動、システムの提案活動
  • Linux を活用した情報システムに積極的なサポート企業、個人の情報公開
  • より現実的なシステム構築に則した技術情報の公開
  • Windowsほかの異種混在環境下での具体的活用法の公開
  • 協賛各社と連携しての、全国各地におけるセミナーの開催

 設立理由は、(Linuxの利用が)「まだまだネットワークや RDBMS のインフラのごく一部に留まったままであり」、「Linux によるビジネス市場の拡大には企業の業務により則した形でのLinux の活用方法の提案、セキュリティを向上させていくための具体的ノウハウ、サポート企業のリストアップなどの情報整理が必要と考え」たためだ。

 Linux Solutionは、自身を企業に対して中立的な団体と位置づけている。そのため、誰でも情報を登録・閲覧でき、当面の間は会員資格の制限や会費を徴収することは特に行なわない。

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