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米Inpriseが、Linux関連のベンチャー企業などを支援

2000年01月17日 22時43分更新

文● 高柳政弘

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 米Inpriseは13日(現地時間)、無線技術やインターネット接続インフラ、Linux関連のベンチャー企業に対して、起業を支援する計画があると発表した。投資額は6000万ドル(約63億1140万円)。さらに、同社の開発ツールやインターネット接続関連製品、特許技術などの提供も可能だとしている。

 同社のInterim President(暫定社長)兼CEO(最高経営責任者)であるDale Fuller氏は、「インターネット上でのビジネスを支援するという、われわれの戦略に合致するベンチャー企業には、すぐにでも大規模な投資を実施することができます。まず第一に、ASP(Application Service Provider)や“B to B(企業 対 企業)”のEコマース、Linux市場にサービスを提供するという我々の最大の目標を補強するような新興企業に対して投資したいと考えています」とコメントしている。

 なお、投資先は、同社のDale Fuller氏、CFOのFred Ball氏、Outside Director(社外重役)のBill Hooper氏とRobert Coates氏の4名で構成される委員会で検討する予定だという。

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