米Loki Entertainment Softwareは、「QUAKE III ARENA for Linux」の予約開始とともに、Demo Versionのダウンロードを開始した。製品は、Linux版のスペシャルエディションとしてブリキ缶入りのパッケージで販売される模様で、価格は49.95ドル。
OpenGLのハードウェアアクセラレーションをサポートしているビデオカードが必須ということで、対応するドライバの少ないLinuxでは動作するマシンを選ぶゲームということになりそうだ。また、「GLQuake」や「Quake2」で用意されていたような、X Window Systemを使わないコンソールバージョンは用意されない。
Loki Entertainment Softwareは、「Civilization」や「Myth II」などの著名なゲームタイトルをLinuxプラットフォームに移植しているソフトウェア会社。
動作環境
- カーネル: 2.2.9以上
- glibc: 2.0以上
- XFree86: 3.3.5以上のSVGA Server(16bpp)
- メモリ: 64MB以上
- HDD空き容量: 20MB以上(CD-ROMから起動しない場合は480MB必要)
- CD-ROMドライブ: 4倍速以上
- サウンドカード: OSS(Open Sound System)互換のもの
- モデム: 28.8Kbps以上(ネットワークマルチプレイ時のみ必要)
CPUとビデオカードの必要条件(※1)
- Pentium MMX-233MHzと3dfx 8MBビデオカード
- Pentium II-266MHzと3dfx 4MBビデオカード
- K6-2-350MHzと3dfx 4MBビデオカード