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Linux Conference'99展示会場レポート

1999年12月20日 00時00分更新

文● 吉川

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 1999年12月17日~18日にかけて、パシフィコ横浜で行なわれたLinux Conference '99(以下LC99)では、セッション会場入り口付近のスペースに小さいながらも展示場が設置され、10社以上の企業が出展していた。ユーザーのお祭り的なイベントということもあって、新製品を大々的にアピールするというよりは、ブース担当者もお祭りを楽しんでいる、といった、和気あいあいとした雰囲気の展示会場となっていた。

レッドハットブース写真
レッドハット(株)のブース。当然ながら、公認Red Hat Linux 6.1 日本語版(以下Red Hat Linux)をメインに展示。IBMのPCサーバ「Netfinity」をはじめ、三菱電機やエーピーシー・ジャパンのUPSも展示していた。エーピーシー・ジャパンは、同社の電源管理ソフト「PowerChute for Linux」をRed Hat Linuxに対応させている。LC99では、同社の染谷氏が講演を行なった

サン・マイクロシステムズブースの写真
サン・マイクロシステムズ(株)のブースでは、隣接して出展していた伊藤忠テクノサイエンス(株)のCADソフト「AdvancedCAD」のLinux版を、Sun Ultraワークステーション上のLinuxで動作させていた

ターボリナックス ジャパンのブース
ターボリナックス ジャパン(株)のブース。12月15日に発売したばかりの「TurboLinux Server日本語版 6.0」シリーズの展示のほか、今後力を入れていく「TurboCluster Server」も展示。JCS(Japan Computing Systems:日本コンピューティングシステム)の2Uサイズのラックマウントサーバ「Vintage 2U Rackmount」に、同じくJCSの外付けRAIDを組み合わせ、擬似的にサーバダウンを演出。その復旧過程をJavaで書かれたデモプログラムで見ることができた

jcs
同じくターボリナックス ジャパン(株)のブース。JCSの外付けRAIDシステム「JCS ディスクアレイ」

オムロンソフトウェアブース写真
オムロンソフトウェア(株)。Wnn6やeWnnのパッケージを展示。最近発売した翻訳魂が好調だという

日本オラクルブース写真
日本オラクル(株)のブース。NECのPCサーバ「Express 5800」上でOracleが稼働中。また、後ろのパネルには、最近発表された日本オラクルのペンギン君(名称募集中)が描かれていた

日本SGIブース写真
日本SGI(株)のブース。同社では、LC99来場者中1名に、なんとワークステーションマシンである「Silicon Graphics 320」を1台プレゼントした(写真左側)。19日夜に行なわれた飲み会「Linux Night」で抽選が行なわれた

オライリー・ジャパンブース写真
(株)オライリー・ジャパンでは、12月28日発売の「Apacheハンドブック 第2版」(ISBN 4-87311-010-6 定価3800円)をはじめとした各種書籍を即売

技術評論社ブース写真
(株)技術評論社のブース。Vine Linux 2.0 CRの3月リリースに向け、早くもパンフレットが配布されていた

Cobalt Users Groupeブース写真
Cobalt Users Groupのブース。コバルト色のチャイナドレス美人(かなり美人)が常駐していた

3iの写真
同じくCobalt Users Groupのブース。新製品のCobalt RaQ 3iを、カバーを開けて展示していた

ソフトバンクパブリッシングブース写真ソフトバンクパブリッシング(株)のブースでは、おなじみUNIX USERのほか、創刊した「Linux USER」を即売。価格は1314円+税で、購入者には特製ボールペンもプレゼントされていた

日本Linux協会写真
日本Linux協会の受け付け。19日夜の宴会「Linux Night」のチケット販売などを行なっていた

宮原さんの写真会場を駆け抜けるペンギンくん。「Linuxを活用するハードウェア」と題したパネルディスカッションに出席したほか、来場者とお仕事の話をしたり、日刊アスキーの編集者とコラムのうち合わせをしたりと忙しそうだった

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