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(株)技術評論社が、「Vine Linux 2.0 CR Official 製品版」を3月上旬に発売

1999年12月15日 00時00分更新

文● 高柳政弘

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 (株)技術評論社は15日、Red Hat 6.1ベースのLinuxディストリビューション「Vine Linux 2.0 CR Official 製品版」を3月上旬に発売すると発表した。1.1からの主な変更点は、カーネルが2.0.36から2.2.13に、ライブラリが2.0.7から2.1.2になったことなど。さらに、今回“GNOME”と“KDE”が収録された。価格は1万円前後の予定だという。同時に、「Vine Linux 1.1 CR Official 製品版」および「Vine Linux 1.1 CR with Wnn6」の登録ユーザーを対象として、バージョンアップ版の直販も開始する。バージョンアップの価格は未定。

 同製品の主な特徴は以下のとおり。

  • カーネル2.2.13を採用
  • 標準Cライブラリはglibc2.1.2を採用
  • 日本語入力ソフト「Wnn6 Ver.3」を搭載
  • 統合デスクトップ環境の“GNOME”と“KDE”を収録
  • 日本語True TypeフォントはDynaFont和文5書体を収録
  • 独自開発ツールの「Vine Tools」を収録

 パッケージには、Vine Linux 2.0本体を収めたCD-ROMを2枚と、アプリケーション集“Vine Plus”などを含む付録CD-ROMが2枚の、計4枚のCD-ROMに加え、日本語インストーラなどを収録したフロッピーディスク2枚および日本語マニュアルが同梱される。

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