ターボリナックス ジャパン(株)は、同社のサーバ向けディストリビューションの最新バージョン「TurboLinux Server 日本語版 6.0」を、12月15日より発売する。カーネルが2.2系に移行された。
前バージョンの1.2では、
- カーネル 2.0.38
- ライブラリ glibc-2.0.7
だったものを、今回の6.0では
- カーネル 2.2.13
- ライブラリ glibc-2.1.2
にアップグレードしているほか、今回も米Enhanced Software Technologiesのバックアップ用のソフトウェア「BRU」をバンドルしている。
さらに、今回のバージョンでは、「SOHO Edition」がラインナップに加わった。これは、Webブラウザでサーバの設定が可能な、(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズの「HDE LinuxController for TurboLinux」をバンドルしたもの。ただし、BRUはバンドルされていない。
サポートは、対応ハードウェアの認識および設定、インストールまでの範囲に限定した、Web/メールによる90日間3インシデントまでのオンラインサポートとなっている。
価格は、
- TurboLinux Server 日本語版 6.0
- 標準価格 2万9800円
- アップグレード 1万9800円
- アカデミックプライス 1万9800円
- アカデミック版アップグレード 1万4800円
- TurboLinux Server 日本語版 6.0 SOHO Edition
- 標準価格 1万9800円
- アップグレード 1万4800円
- アカデミックプライス 1万4800円
- アカデミック版アップグレード 9800円
となっている。アップグレードパスの対象者は、TurboLinux Server 1.0、1.2ユーザーと、アカデミック版ユーザー。アップグレード版は、ターボリナックス ジャパンのWebサイトのみで販売される。