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ワークショップ「Linuxサーバの運用とセキュリティ」概要

1999年10月01日 00時00分更新

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 LinuxWorld Expo/Tokyo '99初日の9月29日、富士マグネディスク(株)と(株)ギデオンによる「Linuxサーバの運用とセキュリティ」と題したワークショップが行なわれた。講演の概要は以下のようなもの。

 まず、セキュリティ上の問題が実際に発生しているとき、多くの場合は、システムログを見ると、それを発見できる。そして、ほとんどの場合は初歩的なセキュリティホールを利用した侵入であり、セキュリティを考えた設定をきちんとすれば防げる。

 セキュリティの甘いサイトは踏台(※1)に使われることがあるので、そういうサイトは共犯者と言われかねない。

 さらに、セキュリティに関する情報は公開されているので、きちんとチェックして対応することがすることが必要である。そして、適切なルータの設定を行なうことにより、侵入は99.9%は防ぐことができる。OS自身にもきちんとしたセキュリティを構築する能力はあるが、それをきちんと設定して使うことが大事である。

 以上のような内容で、セキュリティの初心者にもわかりやすく、またその重要性についてもきちんと理解できるように説明されていた。

※1 踏台 そこのサイトを経由して、別のサイトに侵入したりすること

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