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(株)市川充商店「Caldera OpenLinux 2.3」発売

1999年09月23日 12時15分更新

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 PC関連のソフトウェア/ハードウェアを販売する(株)市川充商店は、米Caldera Systemsの最新ディストリビューション「Caldera OpenLinux2.3」を発売した。カーネルのバージョンは2.10である。価格は9800円で、アップグレード版は5800円。

 Caldera OpenLinuxは、Windows環境からのインストールや、ハードウェアの自動検知などをサポートする強力なインストーラ「LIZARD(LInux wiZARD)」、一貫したKDEのサポート、GUI管理ツール「COAS(Caldera Open Administration System)」などで知られるディストリビューション。日本語対応は、日本語化モジュール群である「かぼす」をインストールすることによって実現される。

 市川充商店の市川氏によると、今回のバージョンアップの目玉は、Caldera OpenLinuxの大きな特徴であるLIZARDの強化と、2000年問題への対応だという。

 特に、2000年問題への対応は力が入っており、1つ1つのモジュールに対して行なった2000年問題テストの結果を、Web上で公開している。なお、このページでは、新バージョンの2.3だけではなく、2.2についても同様のテストを行なってきちんとレポートしている。

 バンドルソフトも、従来のStarOfficeに加え、新たにApplixware 4.4.2(英語版)が仲間入りした。

 日本語化の状況だが、2.3に対応した「かぼす2.3」が、10月中に登場予定という。かぼす2.3は、インターネット上で配布される予定。

 Caldera OpenLinux 2.3は、直営店である秋葉原「アミュレット(電話番号:03-5295-8418)」のほか、一般の販売店、直販で販売される。なお、アップグレード版のみ、アミュレットもしくは直販のみの取り扱いになる。

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