このページの本文へ

パーソナルメディア、Linuxに対応したBTRON開発環境の無料配布を開始

1999年09月09日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 (株)パーソナルメディアは、同社のWebページを通じてBTRON開発環境を無料配布すると発表した。対応OSは、Linuxのカーネル2.0 (libc5およびglibc2)のほか、Solaris 2.6 for x86、SPARC Solaris 2.5。具体的には、Plamo Linux 1.4, Turbo Linux 3.0, Vine Linux 1.1での動作が確認されている。今後はFreeBSDにも対応する予定。

 この開発環境で開発したソフトウェアは、同社のBTRON3仕様準拠OS「B-right/V」上で動作させることができる。用途に関する制限は特にない。

 開発環境に含まれるのは、BV-GSDK (B-right/V GNU based Software Developer's Kit)と、BTRONおよびB-right/V R1の仕様書、B-right/Vの技術情報であり、このうちGNUをベースにしたものは、GPLに基づいてソースを公開している。また、開発者同士の情報交換のために、メーリングリストも用意される。

 同社が出版する9月末発売のトロン技術情報誌「TRONWARE」VOL.59に、この開発環境の解説記事が掲載されるという。

 B-right/Vは、同社による通信販売のほか、全国の販売店にて購入することが可能だ。

カテゴリートップへ