Linuxカーネルの安定シリーズ2.0の最新版2.0.38と、現行の開発シリーズ最新版2.3.15がリリースされた。最新の安定版は2.2シリーズで、2.0は1世代前の安定シリーズ。
2.0.38での変更点はわずか数十行で、TCP/IPのバグなどが修正されている。また、2.3.15での変更点は、
- SMPパイプのクリーンアップ
- x86のセマフォの書き直し
- ATMサポートの統合
- firewallingを、もっと一般的な機能であるnetfilterへ置き換え
- ISDN、ISA PnP、サウンド、fbcon、USB、Intelliportなどのドライバのアップデート
- 下位ビットしか使わないシステムコールでも、返り値のタイプがlongになった。上位ビットはエラー処理に使用
など。