このページの本文へ

Linuxカーネル2.0.38と2.3.15がリリース

1999年08月26日 18時20分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Linuxカーネルの安定シリーズ2.0の最新版2.0.38と、現行の開発シリーズ最新版2.3.15がリリースされた。最新の安定版は2.2シリーズで、2.0は1世代前の安定シリーズ。

 2.0.38での変更点はわずか数十行で、TCP/IPのバグなどが修正されている。また、2.3.15での変更点は、

  • SMPパイプのクリーンアップ
  • x86のセマフォの書き直し
  • ATMサポートの統合
  • firewallingを、もっと一般的な機能であるnetfilterへ置き換え
  • ISDN、ISA PnP、サウンド、fbcon、USB、Intelliportなどのドライバのアップデート
  • 下位ビットしか使わないシステムコールでも、返り値のタイプがlongになった。上位ビットはエラー処理に使用

など。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード