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19インチラックマウントPCサーバ登場

1999年08月24日 16時52分更新

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 法人向けのPCサーバ販売を手がけるぷらっとホームは、インターネットを使ったサービス業者向けの19インチラックマウントPCサーバ「Trus-1」、「Trus-2」を販売する。同社のPCサーバラインナップ「ファクトリーシリーズ」では、すでに19インチラックマウントタイプの製品も出荷されているが、それらはEIA(Electronic Industries Alliance)のラックマウント規格で4U(1U=44mmの高さが最小単位)の厚みがあった。ところが、Trus-1は1U、Trus-2は2Uの厚みと、いままでの1/4もしくは1/2の薄さとなっている。

Trus-1の俯瞰写真
Trus-1。普段見かける4Uのラックマウント型サーバと比べると、省スペースにかなり貢献しているのがわかる

Trus-1前面写真
Trus-1前面

 Trus-1のスペックは、CPUがCeleron-433MHz、メインメモリは最大192MB搭載可能、ネットワークコントローラにはIntel82558を搭載している。なお、Trus-1はAdaptecのSCSIコントローラ「AIC-7980」をオンボードで有しているが、IDEタイプの「Trus-1i」も販売する。

両タイプとも、

  1. ISAもしくはPCIカードの装着
  2. 3.5インチハードディスク用シャドーベイ
  3. 5.2インチベイ

の3つのオプションのいずれかを排他的に選択可能。オプションを選択した場合は、モデル名はそれぞれ「Trus-1 Plus」、「Trus-1i Plus」となる。Trus-1は31万8000円、Trus-1 Plusが32万8000円、Trus-1iが24万8000円、Trus-1i Plusが25万8000円となっている。

Trus-2。ATX仕様ということもあり、マザーボードはPCサーバで定評のあるものを選んでいる

Trus-2前面。Trus-1に比べると厚く感じるが、これでも4Uのものに比べれば1/2の厚さ

 Trus-2は、Trus-1の2倍の厚みだが、ATX仕様のため、ドライブベイがデスクトップケース並みに拡張可能となっている。CPUはPentium III-600MHzを1基搭載したモデル「Trus-2S」と、同CPUをデュアル構成にした「Trus-2D」の2モデルが用意されている。

オプションは、

  1. 3.5インチシャドーベイ×2
  2. 5.25インチベイ×1
  3. PCIバス×1

となっており、Trus-1と違い、Trus-2S、Trus-2Dとも、同時に取り付けることが可能だ。Trus-2Sは39万8000円、Trus-2Dは49万8000円となっている。

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