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日本HP、Linuxに対応したバックアップ用DATドライブ「HP SureStore DAT24eU」を発売

1999年08月05日 13時00分更新

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 日本ヒューレット・パッカード(株)は、同社のデータバックアップ用のストレージ製品「HP SureStore」シリーズにおいて、Linuxに対応したDATドライブ「HP SureStore DAT24eU」の出荷を開始した。価格は23万5000円。

「HP SureStore DAT24eU」
「HP SureStore DAT24eU」

 「HP SureStore DAT24eU」は、記録メディアにDATを使用した、中小規模ネットワーク環境向けサーバ用の外付け型バックアップシステム。これまで「同 DAT24」シリーズは、Windows NT/NetWareのみに対応しており、UNIXへの対応は販売店レベルでのみ行なわれていたが、今回正式にLinuxを含むUNIX系OSをサポートした。

 「HP SureStore DAT24eU」は、DDS1、DDS2、DDS3に対応し、容量は最大24GB(非圧縮時12GB)、転送速度は毎秒2MB(1時間に7.2GB)。3時間で最大24GBのデータバックアップが可能となっている。インターフェースは、Single-Ended Narrow SCSI-2。また、ドライブ自身が常にドライブとテープの状況を監視し、定期的なメンテナンスが必要な場合や故障時に警告メッセージを対応したバックアップソフトウェアを通じてユーザーに通知する「TapeAlert機能」や、アナログの波形データを正確に認識し、エラーレートの低減を図る「フィードフォワードイコライザ」も搭載している。

 対応OSは、Red Hat Linux 5.2のほか、Windows 95/98、Windows NT Server 3.51/4.0、Windows NT Workstation 4.0、Sun Solaris 2.3以上、IBM AIX 3.2.5/4.X、SGI IRIX 5.1以上、IBM OS/2 Warpなど。

 また、3年間の「Express Exchangeサービス」のサポートが用意されており、製品故障時には、代替機を修理前に受け取ることが可能。同社によれば初年度の販売目標は1000台としている。

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