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Linux協会の新ロゴ、決まらず

1999年05月21日 00時00分更新

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日本Linux協会は、4月1日の正式発足に伴ない募集していた公式ロゴについて、採用を見送ったと発表した。同協会は、4月14日~5月6日まで一般から公式ロゴを募集し、Webからの投票による多数決でロゴ決定する予定だった。この募集には、80点以上の作品、1196票の投票が集められたという。

ロゴ不採択とした理由について同協会では、「作品のモチーフとしてペンギンの絵を採用している作品が多かったが、ペンギンそのものはカーネルバージョン 2.xのキャラクターであり、Linuxのマスコットではない。将来にわたって同じマスコットが利用できるとは限らない。また、ロゴは、名詞やパンフレットなどに印刷されるもの。公的な場で利用されても、軽いイメージを持たれないものにしたかった」などとしている。今後、どのようにロゴを決定するかは、検討中という。

なお、当初予定されていた最多投票作者への賞品は予定通り贈られる。

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