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技術評論社、『Vine Linux 1.1CR』Official製品版を18日に発売

1999年06月03日 00時00分更新

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(株)技術評論社は、日本語インストーラー付きのLinuxディストリビューション『Vine Linux 1.1CR』Official製品版を18日に発売する。Vine Linuxは、Linuxの日本語環境構築パッケージ“PJE”の開発メンバーでもある、はねひでや氏ら6人で構成される“Project Vine”により開発されている製品。

同製品は、Project Vineによりリリースされる『Vine Linux1.1CR』を製品化したもの。バージョン1.0からの変更点は、バグフィクスが主なものとなっている。

Vine LinuxはRed Hat Linux 5.2をベースに、インストーラーなどを独自に改良。また、インストール後のグラフィックカードなどの設定も、日本で普及している機種をあらかじめデフォルトとして設定するなど、独自の機能が追加されている。

製品版には、Dyna Font和文4書体(True Typeフォント)が含まれる。また、Web、電子メール、FAXによるサポートが提供されるほか、起動フロッピーディスク2枚、日本語マニュアル1冊も同梱される。価格は7800円。初年度販売目標は1万本としている。

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