3 大画面(42V型以上)で比較する
機種名 | 画面サイズ | 消費電力 | 年間消費電力 | 待機電力 |
---|---|---|---|---|
東芝 42C8000 | 42V型(フルHD) | 152W | 127wKh | 0.15W |
ソニー KDL-46V5 | 46V型(フルHD) | 153W | 157wKh | 0.12W |
シャープ LC-42ES50 | 42V型(フルHD) | 226W | 179wKh | 0.1W |
パナソニック TH-P42G1 |
42V型(フルHD) | 477W | 200wKh | 0.1wKh |
冒頭ページで書いたが、今、薄型テレビ市場をけん引しているのは40V型クラスの機種だ。そこで42V型以上の画面サイズのテレビを比較した。
ここでは東芝の「42C8000」がもっとも省電力だった。40V型以上で区切るとソニー「KDL-40V5」が一番省電力だが、その1クラス上の「KDL-46V5」もかなり優秀。もしソニーに42V型クラスの製品があれば、一番省電力だったかもしれない。
パナソニック「TH-P42G1」の消費電力がかなり大きいが、同社の42V型以上の機種はすべてプラズマテレビになる。最新の「ネオ・プラズマ」パネルの投入で従来機種よりは大幅に消費電力が抑えられているが、それでも液晶テレビまでには届かないようだ。
シャープは今年32V型以上の機種はリリースしておらず、勝負はこれからだ。
中級機も魅力的
今回紹介したエコテレビの半分ぐらいはエントリー向けモデルだ。価格も薄型テレビにしてはリーズナブルなので手が出しやすいだろう。
とはいえ、パナソニックやソニーからはハイエンド、ミドルレンジの魅力的な機種が登場している。次回は両社の最新ミドルレンジ機種について詳しく紹介していきたい。