フリーフォントの“検索エンジン” 「SearchFreeFonts.com」
使いたいフォント名は決まっているけど、ダウンロードや購入先が分からないときは、「SearchFreeFonts.com」がオススメだ。フリーフォントが1万3000種類、商用フォントが9万1000種類登録されており、フォント名で検索して直接ダウンロードサイトへ飛べる。
また、登録されている各フォントは「Script」「Comic」など細かくカテゴリに分類されている。フォント名がはっきり思い出せない場合は、カテゴリごとにフォントの一覧をチェックすることでお目当てのフォントを探せるはずだ。
あのロゴで使われているのはどのフォント? 「WhatTheFont」
「お気に入りのロゴで使われている、このフォントが知りたい!」 そんなときに使えるオンラインサービスが、「WhatTheFont」だ。ブラウザーから画像データをアップするだけで、使われるフォント(に近い字形を持つフォント)を探し当てて教えてくれる。
使い方は簡単だ。初めに、フォントを調べたいロゴのビットマップ画像をアップするか、画像データのURLを指定する。すると文字認識処理が実行され、結果が表示されるので、目で見て正しいかどうかチェックしよう。必要であれば修正して次のページへ進むと、指定した画像で使われているものとそっくりのフォントが一覧で表示される。
一覧の中から任意のフォントを選ぶと、フォントの詳細が表示されるほか、購入サイトへのリンクも示される。単にフォントを調べたいときだけでなく、「どうしてもこれと同じフォントじゃないとダメ」なんて場合にも使える便利なサービスだ。
Helveticaも格安で手に入る!定番欧文フォントなら迷わずこの一冊!
フォントの入手には、Webサイトのほか、CD-ROMやDVD-ROMに複数のフォントを収録した“フォント集”の書籍も使える。だだ、とにかく収録本数だけを競ったものや、奇をてらったフォントばかりを集めたものも多くあり、残念ながらロゴデザインの用途には使いにくいものがほとんどだ。
唯一、オススメできるのが、「TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」(インプレスジャパン刊、3129円)。付属のCD-ROMには米ビットストリームの欧文フォント500種類を収録しており、これ一冊あれば定番もののフォントが一通り揃うスグレものだ。
中でも、Windows使いのWebデザイナーにうれしいのが、長年、世界中で愛用されている「Helvetica」が収録されていることだ。正確には「Swiss」という名前の互換フォントだが、字形は初代Helveticaとほぼ同じ。これだけでも十分買う価値がある。
ほかにも、「Futura」など、よく使われるフォントが収録されている。一般に、単体で揃えるには数万円もするフォントが、わずか3000円ちょっとで済む本書はまさにお買い得。書体の美しさを生かしたシンプルなロゴデザインをするなら、ぜひ手元に持っておきたい一冊だ。
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