昨年にわかに盛り上がり、その人気が定着した感のあるUMPC(ネットブック)。大手パソコンメーカーも「見過ごせない」とばかりに続々参入している。
が、ちょっと待った! 昔からこのジャンルにいた「あの」マシンを忘れていないか? そう、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U」である。
最新モデルである「FMV-BIBLO LOOX U/C30N」は、Atom Z520(1.33GHz)とWindows XP Home Editionという構成で、FMトランスミッターを省くなどの仕様変更により、従来モデルよりさらなる低価格化を実現。同社の直販サイト「WEB MART」ではなんと7万円台(キャンペーンによるクーポン適用で6万円台!)で購入できる。
タブレットPCにもなるミニノート
ミニノートと言えばネットブックという、昨今の流行より遙か以前に存在していた富士通のLOOXシリーズ。まだノートパソコンのスペックが貧弱だった頃から、果敢にミニノートの可能性を追求してきただけあって、LOOX Uは他社のネットブックとはひと味違う仕様となっている。
なんといっても一番の特徴は、タッチパネル式の液晶ディスプレーを搭載し、スタイラスで操作できる点だ。本機は携帯電話のようにディスプレー部を回転させて、タブレットパソコンとして操作ができる。
なお、画面は横表示だけでなく縦表示にも対応しており、ボタン1つで90度回転させることが可能なので、右利きだけでなく左利きの人にも使いやすい。
また、マシンを両手に持ちながらマウス操作ができるよう、スティックポイントやクリックボタンをちょうど親指が来るところに配置。立ちながらでも操作ができる。