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Google Earthで海底探検

2009年02月04日 22時51分更新

文● 戦車部長Y

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東京海底谷

なじみ深い東京湾。実はその湾の入り口付近の海底は、あの米国のグランドキャニオンもかくやというばかりの荒々しい峡谷になっている。画像は相模湾から浦賀水道方向を眺めたもの。おおよその位置は北緯35度03分 東経139度43分付近

沖ノ鳥島

今にも沈みそうな絶海の孤島も海中からみれば巨大な山岳だ。位置は北緯20度25分東経136度4分

九州・パラオ海嶺

九州・パラオ海嶺

その沖ノ鳥島の南北にも海山(海中の山岳)が南北に連なり、巨大な山脈となっているのがおわかりだろうか。これは九州・パラオ海嶺と呼ばれる海底の大山脈で、九州宮崎県沖の北緯30度35分東経132度46分付近から沖ノ鳥島を経て、北緯7度13分東経134度31分のパラオ諸島に至る

明神礁

海底火山の明神礁は、最近はあまり噴火活動を行なっていないが、1952年に観測中の第五海洋丸が噴火活動に巻き込まれた悲劇で知られる。左の拡大画像では海底に巨大なカルデラがあり、明神礁はそのカルデラ外縁の海底火山ということがわかる。位置は北緯31度55分、東経140度02分

第一鹿島海山

茨城県東方、鹿島灘にある海山で、太平洋プレートとともに日本海溝に沈み込みつつある。深海底6000mの深みから富士山並みの3000m級の海山がそそり立っているがわかる。この海山はその西側、すなわち日本海溝側が崩れた特徴的な地形で知られている。位置は北緯35度46分、東経142度41分

大和堆

大和堆は日本海中部にある浅瀬で好漁場として知られる。2500万年前から数百万年前まで日本列島が大陸から離れ日本海が生まれた際にできたのがこの大和堆とのこと。位置は北緯39度34分、東経134度34分付近

戦艦大和の沈没地点

旧日本海軍の戦艦大和が沈没している地点を見てみた。何の変哲もない海底だが、実際の海底には右の画像のように戦艦大和の艦体構造物が散乱しているのだ。ちなみに右の画像は呉にある「大和ミュージアム」に展示されている模型だ。位置は北緯30度43分、東経128度04分

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