パナソニック、ソニーに引き続き、シャープからも省エネを意識した薄型テレビが登場した。
2月20日発売の「AQUOS D」シリーズは、電源回路やバックライトの効率化により、業界最高の省エネ性能を実現したという。
32V型ワイドの「LC-32DE5」(予想実売価格14万円前後)は約60Wの消費電力で、年間消費電力は66kWh、省エネ達成率(省エネ法で定められた基準の達成率)は303%になる。待機時の消費電力は0.1Wだ。
ちなみに、ソニーの「BRAVIA KDL-32J5」の消費電力は84W(待機時0.08W)、パナソニックの「VIERA TH-L32X1」は83W(待機時0.1W)である。
AQUOS Dシリーズはほかに、26V型ワイドの「LC-26D50」(11万円前後)と20V型ワイドの「LC-20D50」(9万円前後)がある。それぞれ消費電力が約59W、約55W(年間消費電力は65kWh、55kWh)で、省エネ達成率は238%、200%となっている。
画質面では、階調をなめらかに表現できる新開発のLSIを搭載。プログレッシブ変換やノイズリダクションの性能が向上し、従来モデルと比べて輪郭のざらつきやノイズを低減しているという。