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Word実用文書作成のツボ 第3回

Excelの表を「すっきり」Wordできれいに配置する

2009年02月02日 08時00分更新

文● アスキー・ドットPC編集部

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操作1――
表が入る背景を作る

 表とグラフを配置する背景をオートシェイプで作ります。まず各図形を配置しやすくするために「グリッド」に沿う設定にします。

 また、図形を入れるときに出る「描画キャンバス」をいちいち削除するのは面倒なので、3ページ目のコラム「ひと押し――描画キャンパスをオフにする」を参考に、設定を変えて出ないようにします。


■グリッドに図形が沿うようにしておく

ページ設定の画面

ページ設定の画面で、グリッド線の設定メニューを呼び出す

 メニューバーの[ファイル]→[ページ設定]を選ぶ。(1)[文字数と行数]タブをクリック。

 (2)[グリッド線]ボタンをクリックする。

グリッド線の設定画面

グリッド線の設定画面で、オブジェクトが線に吸着(合う)ようにチェックボックスを付けてOKを押す

 (3)[描画オブジェクトをグリッド線に合わせる]をオン。(4)[OK]をクリック。

 「ページ設定」画面に戻ったら、(5)[OK]をクリックして閉じる。


■背景にオートシェイプを敷く

図形描画ツールバー

「図形描画」ツールバーから、角丸の四角形を選択

 メニューバーの(1)[表示]→[ツールバー]→[図形描画]で「図形描画」ツールバーを表示する。
 [オートシェイプ]ボタンをクリックし、[基本図形]→(2)[角丸四角形]を選択する。

マウスで角丸四角形を描く

大まかで構わないので、マウスで角丸四角形を描く

 (3) ドラッグして角丸四角形を描く。サイズや位置は後から変更できるので、おおまかでかまわない。

角丸の曲率を調整

マウスのドラッグで角丸の曲率(半径)を調整して、見栄えを整える

 (4)黄色い[◆]マークをドラッグして角丸四角形のコーナーを調整する。初期設定では角丸四角形のコーナーの曲率が大きすぎるので、少し小さくする。

オートシェイプをダブルクリック

見栄えの調整が済んだら、オートシェイプ(角丸図形)をダブルクリックして、書式設定の画面を呼び出す

 コーナーを調整したら、オートシェイプを(5) ダブルクリックして「オートシェイプの書式設定」画面を表示する。

オートシェイプの書式設定画面

オートシェイプの書式設定で、色や線の種別、太さなどを指定

 (6)[色と線]タブをクリックする。「塗りつぶし」の「色」で(7)[白]を選択。

 「線」の「色」で[∨]をクリックして(8)[50%灰色]を選択する。

文章の回り込み方法を指定

続けて、レイアウトタブで文章の回り込み(折り返し)の種類を指定する

 (9)[レイアウト]タブをクリックする。「折り返しの種類と配置」で[四角]を指定する。[OK]をクリックする。

 なお、作った角丸四角形の位置・サイズは、貼り付ける表やグラフの大きさ、文章量とのバランスに応じて適宜調整する。


 (次ページ、「Excelの表を貼り込む」に続く)

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