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文房具店で発見した多種多様な消しゴムたち

アイデア系消しゴムは“使えるモノ”が多い

2009年01月29日 08時00分更新

文● 行正和義

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消しゴム色々
形状に自由度が高い消しゴムは色々な製品が存在する

 筆記具の代表格である鉛筆は、木軸鉛筆、シャープペンシルなどいくつかの種類はあるものの基本的な形状がほとんど変わっていないのに対し、消しゴムは紙に押しつけられればどんな形でもいいという自由度の高さにより、普通の直方体の製品からスーパーカー消しゴムのような玩具まで、さまざまな商品を生み出してきた。

カドケシ
ベストセラーになったコクヨの「カドケシ」。二重の自己相似形構造により利用可能な辺と角の個数を向上させるというのは、目からうろこのアイデア

 最近登場した、実用的な変わり種消しゴムの代表例が、コクヨの「カドケシ」である。常にカドで消したいというシンプルかつストレートな欲求を満たすのはもちろんながら、形状の面白さが目的に分かりやすく結びつき、消しゴムとしては稀有なヒット商品となった。実際、細かな部分を消すのに大変便利で、オフィスに1個置いていて損はない。

 カドケシのヒットを受けてかどうかは分からないが、この手の“実用的な変わり種消しゴム”が色々と登場している。中でも多様な商品を出しているのが、シードというほぼ消しゴム専業(!)のメーカー。ちなみにシードの代表ブランド「Radar」は、関東圏ではトンボ鉛筆の「MONO」に比べてあまり馴染みがないようだが、西日本では非常にメジャーな商品である(同社の本社は大阪)。

 このシードはプラスチックと可塑剤を用いた消しゴムを最初に作った由緒正しき企業でもあり(つまり、今の消しゴムはゴムを使っていないので「字消し」「プラスチック字消し」が正しい表記となる)、大手文具メーカー向けにOEM提供も行なっているようだ。商品群も一般的な消しゴム、練り消し、匂い付き消しゴム、パズル型消しゴムととにかく多い。同社のサイトを見ているだけで大変楽しいというレベルだから驚かされる。

RaderとMONO 日本の多くの地域では消しゴムの代表ブランドと言えば、右の“MONO”であるようだが、関西出身の担当編集にとっては“Rader”のほうがなじみがあるのだとか

 昔からある、ホルダを使ったペン型タイプの消しゴムも健在だ。シャープペンシルのようにワンノックで送り出しができ、消しゴム本体も極細のものから幅広のものまでさまざまなものがあるため、用途に応じて選びやすい。特に細身のものは本来の細部の消去用に加え、ペンなどと一緒に持ち運ぶのにもちょうどよく、携帯用として揃えておくといい。

 さらには消しゴム本体の硬さと配合された微粉末によって軽い力で消せるものなど、柔らかさや字消し力のバリエーションも増えてきた。消しゴムにこだわりがあるという人はあまり多くないかもしれないが、消耗品である消しゴムだからこそ、気軽に新しい商品を試してみることができるので、積極的にトライしてみると面白いだろう。

ペン型消しゴム 極細のホルダタイプはボールペンよりも細いボディ。MONOZEROは丸軸と角型の2モデルが用意される(各367円)。丸軸は直径2.3mmと、ちょっとした鉛筆の軸ほどのサイズ

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