このページの本文へ

イー・モバイル、音声通話主体の新料金プラン発表

2009年01月28日 21時43分更新

文● 吉田陽一/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「がっちりガールズ」と阿部基成氏
「がっちりガールズ」と新料金プランをアピールする執行役員副社長の阿部基成氏

新料金プランで二台目需要を狙うイー・モバイル

 イー・モバイルは28日、音声通話主体の新料金プラン「がっちりコース ケータイ定額プラン」を発表した(詳細はこちら)。このプランは、「にねん」の定期契約(またはベーシック年とく割)に加入することで、基本使用料が月額780円となるもの。このプランでは、イー・モバイル加入者同士の通話・SMSが24時間いつでも無料となる。2月7日より受付開始となる。

 また、「通話割引オプション」を利用することで、イー・モバイル以外への通話料が割引きとなる。データ通信に関しては、「データ定額オプション」の利用で、月額1000円から4980円(上限)となる。

「がっちりコース ケータイ定額プラン」
「がっちりコース ケータイ定額プラン」

 現行の料金体系でイー・モバイル同士の通話無料サービスを利用するためには、通話料割引サービス「定額パック24」と「ケータイプラン(新にねん)」で毎月少なくとも1980円を支払う必要があった。新料金プランでは、「にねん」あるいは「年とく割」に加入し、データ通信をまったく行なわず、イー・モバイルユーザー相互の音声通話・SMSの利用のみであれば月額基本料金780円で利用することも可能だ。ただし他社携帯・PHSや固定電話への通話がある場合、今回の新料金プランに「通話割引オプション」(月額料315円)を加えることも選択肢に入れる必要が出てくるだろう。その場合は月額基本料金1095円、そして通話先毎に設定された通話料が必要となる。

 ただ、定期契約を結んでいる既存ユーザーの場合、現在の契約プランを一度精算してから新料金プランを契約する必要がある。また、新規ユーザーの場合は端末代の負担があるということは留意すべきだろう。

 また、料金的には魅力が多いイー・モバイルだが、通話可能エリアを考慮する必要もある。現在、イー・モバイルの人口カバー率は90%を超えているとのことだが、地方の小都市や首都圏の地下鉄の大部分など、まだ未通区域がある。それも踏まえて一台目ではなく、あくまでも二台目需要を狙っていると考えられるのだが、これらの地域の一刻も早い通話エリア化を望むところだ。

代表取締役会長・千本倖生氏 代表取締役会長・千本倖生氏。質疑応答の中でイー・モバイルは「2008年12月末で110万回線、音声ユーザーはその2割くらい。今回の新料金プランで音声・データを合わせて年内で100万人くらいの新規加入を期待している」と語った。ただ、懸案の首都圏などの地下鉄駅構内の通話エリア拡大に関しては、まだ努力が必要であることも認めた

 なお、今回、長期契約割引「ケータイ定額プラン(にねん)」と「アシスト」についてもアナウンスが行なわれた。長期契約割引は、2年間の定期契約を条件に、端末料金を含む初期費用から1万6800円を割引くもの。また、「アシスト」は2年間にわたってユーザーが一定金額を支払うことで、初期費用をさらに軽減するものだ。

長期契約割引と「アシスト」
長期契約割引と「アシスト」

【関連サイト】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART