現地で撮影する際にやることは?
では、いよいよ実際の展示演習の撮影である。まずどこで何が起こっているのかを把握しなくてはならない。場内放送を良く聞いて模擬演習のシナリオを把握しよう。次に出てくる装備は会場の右手から来るのか、左手からくるのか、それは一体何なのかである。そして、場合によってはどのような動きをするのかを現地の案内アナウンスで知らされることがあるので聞き逃してはならない。その装備は、目の前を駆け抜けるだけなのか、人員が降りてくるのか、砲弾を発射するのかなどだ。右旋回、左旋回、急上昇などの情報が放送されることもある。
とはいえ、場内アナウンスは展示エリア正面で行なわれることを紹介するのが中心となるため、装備によっては、特に航空機は進入してからの紹介となりがちだ。目の前で実施されているデモを中心として撮影するのは基本としても、ときどき周囲を見回しほかに注目すべきことが起こっていないかを確認しておきたい。
注意点としては、デジタル一眼レフの設定が変わってしまっていないかを気にかけたい。各種ダイヤルが知らずに動いてしまっていて失敗ということが良くおこる。設定が動いてしまった場合にすぐわかるように、複数のカメラの設定は同じにしておきたい。特に違う機種を併用する場合は、片方のカメラにしか設定できない項目(ISO感度など)があるので、最大公約数的なセッティングにすることをお勧めする。
とにかくたくさんシャッターを押そう。デジタルカメラの場合、フィルムを使うわけではないので、たくさん撮影して不要なカットは消してしまえば良いのだ。回頭する装備の一瞬の向きや一糸乱れぬ行進での足と手の位置、はためく旗の具合、隊員さんたちの一瞬ごとの顔の向きなど、ちょっとした違いでかなり印象が違ってしまう写真は多い。たくさん撮ったらチェックするだけでも後が大変という現実はあるが、多くのバリエーションの中から最高の一枚を選びたい。
隊員の顔が一瞬だけこちらを向いた。敵方向を向いている方が良いか、表情が見えた方が良いかは好みがわかれるところだろうが、いずれにせよ、注意深くファインダー内を観察して一瞬のチャンスを逃さないようにしたい
まとめ
- 場内アナウンスを良く聞こう。
- カメラの設定が不用意に変わっていないか、時々確認しよう。
- 数打ちゃ当たるの精神でシャッターを押しまくるべし。
- ファインダー内を注意深く観察し、シャッターチャンスを逃さないようにしよう。
- あわせて時々は周囲の様子も確認し、そちらでのシャッターチャンスも逃さないようにしよう。
- イベント本番が終わっても、まだまだ珍しい車両や航空機を撮影するチャンスはあるかもしれない、と思って行動しよう。
- 主催者側の注意や規制には従うようにしよう。
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