高画質を追求したXR520/500以外にも、多数の新製品が発表された。まとめて紹介しよう。
HDR-XR100
「HDR-XR100」は、手軽さを重視したHDD内蔵タイプのハイビジョンビデオカメラ。XR500シリーズより一回り小さなボディーに、80GBのHDDを内蔵。ハイビジョン画質で最長約33時間30分の録画が可能となっている。
XRの名が付いてはいるが、撮像素子は裏面照射型のExmor R CMOSセンサーではなく、従来型の1/5型 Exmor CMOSセンサーとなる。動画撮影時の有効画素数は約143万画素。光学10倍ズームと、電子式手ぶれ補正機能を備える。また、顔認識やスマイルシャッターといった、画像処理エンジンBIONZによる撮影機能も、漏らさず備える。
価格はオープンプライスで、予想実売価格は10万円前後。発売日は2月20日の予定。
HDR-CX120
「HDR-CX120」は、コンパクトさを追求した内蔵メモリー+メモリースティックタイプのハイビジョンビデオカメラ。写真のとおり3色のカラーバリエーションが用意される。
記録媒体として、16GBの内蔵フラッシュメモリーと付属の16GBメモリースティック PROデュオを用いる。
撮像素子や光学系、画像処理エンジンによる撮影機能は、XR100と同等なので、画質面では既存のメモリースティック録画タイプのビデオカメラ「HDR-CX12」(関連記事)の下位に位置づけられる。しかし重さは約330gと、CX12より40gほど軽量化されている。
価格はオープンプライスで、予想実売価格は10万円前後。発売日は2月20日の予定。
DCR-SR87
「DCR-SR87」は、SD画質のMPEG-2で録画するビデオカメラ。ハイビジョン画質での撮影はできない。記録媒体は内蔵の80GB HDD。
価格はオープンプライスで、予想実売価格は7万円前後。発売日は2月20日の予定。