Word実用文書作成のツボ 第1回

修正点が「すっきり」ひと目で分かる文書を作る

■コメントを消す

［次へ］ボタンで修正点に移動して、コメントを消す手順

　(1)［次へ］ボタンをクリックし、コメントの吹き出しを選択します。コメントの吹き出しの場合、選択すると吹き出しの色が濃くなります。

　(2)［変更／削除コメントを元に戻す］ボタンをクリックしてコメントを削除します。

コメントの吹き出しがなくなった

　コメントの吹き出しがなくなります。コメントの削除は、コメントの吹き出し内を右クリックし、表示されたメニューの［コメントの削除］を選択してもできます。

ひと押し
変更履歴のさまざまな見え方

●(1) 複数人が変更履歴を記録した場合

　複数のユーザーが変更を加えると、既定では、1人目は「赤」、2人目は「青」といったように変更履歴の色が自動で設定される。

　ただし、文書を開いた状況により表示される色が異なる場合がある。

　例えば、2人が変更を加えた文書と、別の2人が変更を加えた文書を同時に開くと、計4人の変更履歴とみなされ、すべて違う色で表示される。

　ユーザー名とそれに対する色は、「チェック／コメント」ツールバーの［表示］→［校閲者］から確認できる。

●(2) 「変更履歴ウインドウ」を表示する

　「変更履歴ウィンドウ」を表示すると、画面下部に変更履歴とコメントの詳細の一覧が表示される。

変更履歴ウィンドウを表示する手順

　(1)［［変更履歴］ウィンドウ］ボタンをクリックしてオンにする。

　このとき、文書内の履歴、コメントを非表示にするには、(2)［変更内容の表示］をクリックし、［最終版］（変更を反映した文書の表示）もしくは、［初版］（変更を加える前の文書の表示）を選択する。

変更履歴ウィンドウで、変更履歴や変更者が一覧できる

　「変更履歴ウィンドウ」には、変更内容やコメントとともに、ユーザー名と日時が一覧表示される。

　なお、「変更履歴ウィンドウ」を非表示にするには、再度［［変更履歴］ウィンドウ］ボタンをクリックしてオフにする。

　ウィンドウが非表示になっても変更履歴やコメントが削除されることはない。

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本記事は「すっきりわかった！ワード　実用文書 作成のツボ」から一部抜粋し、編集・再構成したものです。

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