200%に拡大して、レンズ周辺部分の描写をチェック
では、細部の描写はどうなっているのでしょう。風景撮影では画面の隅々まで「シャープに描写してもらいたい」というのがユーザーの希望です。とりわけ会心の一作ともなれば、A3サイズ以上にプリントすることも考えられ、四隅に近い画像周辺の描写は、作品の善し悪しに直接影響を及ぼします。
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| まずは左下隅にある、この赤い小さな枠の部分をPhotoshop CS3を使い200%に拡大 | 次に画像の隅より優れた画質が期待できる、この赤枠の部分を200%拡大する |
まずは、この画像の左下隅を200%に拡大して確認してみましょう。
次に、これよりも少し上で、中央に近い部分の描写を見てみます。
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| D3Xの画像:拡大した部分がレンズ中心に近付いたことで、開放F2.8とは考えられない解像感が得られている。倍率色収差も感じられず、線一本一本がシャープでコントラストも良好 | 1DsMKIIIの画像:拡大した部分がレンズ中心に近付いたが、倍率色収差による色ズレは大きく改善せず、マゼンダとグリーンの色ズレがハッキリ確認できる |
D3Xは、絞りF2.8開放という超広角ズームレンズとしては、めちゃくちゃに厳しい悪条件でありながら、周辺減光の低下も感じられません。画像の隅は言うに及ばず、中心付近においても極めてシャープで、コントラストや発色に冴えのある画像を結んでいます。
一方EOS-1Ds Mark IIIは、周辺減光が目立ち、画像周辺から中心近くまで色ズレがかなり露見する画像となってます。特に被写体の輪郭にマゼンダとグリーンの色ズレが目立ちます。
さらにこの色ズレは、コントラストや発色についても悪影響を及ぼしているようで、高感度撮影で生じるカラーノイズに似た描写に感じられます。たぶん光の波長により結像する位置が異なることが、カラーノイズのように見えるのでしょう。正直、テストした筆者もこんなに差が出るとは想像していませんでした。




















