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年末年始に買いたいビデオカード 第3回

今、お買い得ビデオカードはコレだ!【エントリー編】

2008年12月26日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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テスト環境

 テスト環境はアッパーミドル編ミドル編と同じで以下の表の通り。
 テスト方法もミドル編と同様だが、ロストプラネットおよびCrysisはグラフィックス設定を最低にした状態で計測している。重いと言われるゲームのグラフィックスオプションを下げることで、どこまでエントリークラスのビデオカードで動くのかを見てみよう、というわけだ。

テスト環境
CPU Core 2 Duo E8500(3.16GHz)
マザーボード ASUSTek「P5Q Deluxe」(P45 Express)
メモリー PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2
HDD HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA)
OS Windows Vista Ultimate SP1 (32bit)
チップセットドライバ Intel Chipset Software 9.1.0.1007
グラフィックドライバ GeForce 180.84
ATI Catalyst 8.12

使用マザーボード
P5Q Deluxe

●メーカー:ASUSTeK
●実売価格:2万1800円前後 

P5Q Deluxe

拡張スロットはPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3という構成だ

3DMark Vantage

 3DMark Vantageでは「Perfomance」モードで計測した。9500 GTおよび9400 GTでは「NVIDIA PhysX」(以下PhysX)が使用できるため、それぞれOn/Offした場合のスコアを取っている。
 HD 4670とHD 4650の差はコアクロックのほかメモリクロックが異なっている。その差は意外と大きく、HD 4650はHD 4670の2/3程度のパフォーマンスとなった。また9500 GTはHD 4650とほぼ同程度、同様にHD 4550と9400 GTもほぼ同じとなった。

3DMark Vantage Performance

3DMark Vantage Performance (単位:score) better→

ロストプラネット

 世界初のDirectX 10対応ゲームとして昨年登場したロストプラネット。ここではグラフィックスオプションを全て「低」もしくは「なし」に設定したほか、アンチエイリアシングと異方形フィルタを無効にしている。解像度は1280×1024~1920×1200ドットの3パターンとした。
 ミドル編で振るわなかったHD 4670だが、グラフィックス負荷を下げると1280×1024ドットにてSnow、Caveともに50fpsを超え、ゲームは快適になることが分かる。一方、3DMark Vantageでいい勝負をしていたHD 4650と9500 GTだが、ロストプラネットでは9500 GTがHD 4650を圧倒している。そして9400 GT、HD 4550は、グラフィックスオプションを最大限下げても、プレイはかなり厳しい状態だ。

LostPlanet [Snow]

LostPlanet [Snow] (単位:fps) better→

LostPlanet [Cave]

LostPlanet [Cave] (単位:fps) better→

(次ページへ続く)

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