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年末年始に買いたいビデオカード 第2回

今、お買い得ビデオカードはコレだ!【ミドル編】

2008年12月25日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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テスト環境

 テスト環境はアッパーミドル編と同じ(下表参照)。テスト方法もアッパーミドル編と同様なので、ここでは省略させていただく。

テスト環境
CPU Core 2 Duo E8500(3.16GHz)
マザーボード ASUSTek「P5Q Deluxe」(P45 Express)
メモリー PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2
HDD HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA)
OS Windows Vista Ultimate SP1 (32bit)
チップセットドライバ Intel Chipset Software 9.1.0.1007
グラフィックドライバ GeForce 180.84
ATI Catalyst 8.12

使用マザーボード
P5Q Deluxe

●メーカー:ASUSTeK
●実売価格:2万1800円前後 

P5Q Deluxe

North-South-PWM周りへと延びるヒートパイプが特徴的。電源投入後約5秒で使用可能という独自のLinuxベースのユーティリティ「Express Gate」も搭載している

3DMark Vantage

 3DMark Vantageでは「Performance」モードで計測した。9600 GTでは「NVIDIA PhysX」(以下PhysX)が使用できるため、それぞれOn/Offした場合のスコアも取っている。
 HD 4850がダントツなのは当然として、9600 GTはPhysXを有効にしても、それほどパフォーマンスは伸びず、HD 4830にやや離されている。換言すればこのクラスではPhysXのアドバンテージはそれほど期待できないとも言える。HD 4670はHD 4850のちょうど半分程度のパフォーマンスだ。

3DMark Vantage Performance

3DMark Vantage Performance (単位:score) better→

ロストプラネット

 世界初のDirectX 10対応ゲームとして昨年登場したロストプラネット。後継のコロニーズが出ているが、ベンチマークの重さはエクストリームコンディションの方が重いため、こちらを採用している。設定は、アンチエイリアシングと異方形フィルタを無効としたほかは、すべて「高」または「DX10」を選んでいる。解像度は1280×1024~1920×1200ドットの3パターンとした。
 Snowでの合格点とも言える40fpsを超える製品は残念ながら無かったが、CaveではHD 4850、9600 GTが1280×1024ドットにて40fpsを超えており、全体的に超快適ではないものの、そこそこ遊べるといったレベルだ。HD 4830は1ランク落ち、HD 4670は2ランク以上落ちており、1920×1200ドットになると、ゲームプレイは難しいだろう。

LostPlanet [Snow]

LostPlanet [Snow] (単位:fps) better→

LostPlanet [Cave]

LostPlanet [Cave] (単位:fps) better→

(次ページへ続く)

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