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年末年始に買いたいビデオカード 第1回

今、お買い得ビデオカードはコレだ!【アッパーミドル編】

2008年12月24日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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Crysis

 ロストプラネット以上に重い「Crysis」。設定は全て「最高」にし、同タイトルの含まれるGPU Benchmarkモードにて計測した。またアンチエイリアシングと異方形フィルタは無効にしている。
 解像度は1024×768~1680×1050ドットの3パターン。1920×1200ドットを外したのは、グラフを見て分かる通り、1680×1050ドットでも20fpsギリギリであり、1920×1200ドットでは確実に20fpsを下回ってしまいゲームにならないためだ。
 現時点でアッパーミドルに分類される4製品だが、30fpsを合格点とすると、快適に遊べるのは1280×1024ドットまでとなる。もちろん設定を下げれば、1680×1050ドット以上でも30fpsを超えることはできるが、昨年の暮れに最高のグラフィックスと称えられた同タイトルで遊ぶ以上、設定できる項目は可能な限り「高」あるいは「最高」にしたいと思うのは人情だろう。
 また、ロストプラネットではGTX 260に歯が立たなかったHD 4870だが、Crysisでは概ね上回っており、1680×1050ドットでも25fpsをキープし、なんとかプレイ可能だ。

Crysis

Crysis (単位:fps) better→

F.E.A.R.

 DirectX 9世代の「F.E.A.R.」は登場当時非常に重いゲームだったが、GPUの進化により現在ではかなり快適にプレイできるようになった。設定は、基本的に全て「高」あるいは「有効」としつつ、アンチエイリアシングと異方形フィルタを無効にした「標準設定」と4xMSAA、16x異方形フィルタとした「高負荷設定」の2パターンで計測を行なった。
 高負荷設定の方を中心に見ていくと、4製品とも60fpsを超えており、いずれの解像度でも快適に遊べることが分かる。HD 4870とGTX 260は1920×1200ドットでも100fpsを超えているため、処理の重いシーンでもカクつくことはないだろう。

F.E.A.R.標準設定

F.E.A.R. 標準設定 (単位:fps) better→

F.E.A.R.高負荷設定

F.E.A.R. 高負荷設定 (単位:fps) better→

モンスターハンター フロンティア オンライン

 カプコンの人気タイトル「モンスターハンター」のオンライン版は意外に重く、エントリーレベルのビデオカードでは高解像度で遊べなかったりする。快適なラインを5000前後とすると、9800 GTでも1920×1200ドットで問題なくプレイできると言えそうだ。
 パフォーマンス的にはHD 4870とGTX 260が拮抗しており、以下、9800 GTX+、9800 GTと至極真っ当な並びとなっている。

Monster Hunter Frontier

Monster Hunter Frontier (単位:score) better→

(次ページへ続く)

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