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新春のアニメ新番組情報 第1回

冬も美少女たちに癒されたい……

2008年12月27日 20時00分更新

文● コンテンツ計画

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理奈役はハマり役!?
「WHITE ALBUM」水樹奈々さんインタビュー

───トップアイドルの緒方理奈を演じられるそうですが、まずは意気込みなどをお聞かせください。

【水樹奈々さん(緒方理奈役)】 理奈には兄であり、事務所の社長であり、プロデューサーである緒方英二というキャラクターがいるのですが、その影響を多大に受けていて、幼い頃からずっと歌手になるトレーニングを受けてきた女の子です。とにかく曲がったことが大嫌いで、自分の信念をしっかりと持って突き進んでいく、すごくクールでかっこいいキャラクターです。幼い頃から歌手を目指して歌のレッスンをしてきたというところは私の小さい頃とすごくダブるので、理奈にはすごく思い入れが強いです。

───共感を持って演じることができると……

【水樹】 そうですね。すごく正義感溢れる女の子で、キツイことも言っちゃうけど、でも、それは心があるからそういうことが言える、熱血タイプの子なんです。心は熱いのですが、なかなかそれを表面には出さないので誤解されて「性格キツイな」とか捉えられちゃうような、ちょっと損してるところもあります(笑)。

───真面目さとクールさゆえに努力をしているところを見せないみたいな?

【水樹】 そうなんですよ。絶対に見せない! そういうところにトップアイドルとしての器の大きさを感じるし、彼女だからこそきっとその座を得ることができたんだろうなと思います。でも、やっぱりヒロインで後輩の由綺というキャラクターに対しては、先輩というよりはお姉さん的な立場で、すごくフレンドリーに接しているんですんね。由綺がいじめに遭った時は、その敵討ちに行ったりとか……。ものすごくかっこいいキャラクターなので、やっぱりそういう彼女の良さを出せるように演じられたらいいなと思っています。

───ご自身も歌手として日本武道館をはじめ横浜アリーナなど、名だたるホールやアリーナでライブを行なっているほど活躍なさっていますが、理奈を演じるにあたって、ご自身の経験を踏まえて気をつけていることはありますか?

【水樹】 私は理奈ほどクールには生きられないタイプで、逆に考えてることが全部表に出てしまうタイプなのです。だから理奈の凛とした姿勢、他を寄せ付けないようなクールなところは、自分の中でいろいろと考えながら作っていますね。芸能界を舞台にしたストーリーなので、レコーディングのシーンやライブのシーンがアニメの中でも出てくるのですが、普段の空気感とは違う独特の緊張感は、自分の経験上感じています。スタジオは神聖な場所だし、理奈の台詞で「遊びじゃないのよ!」なんていうセリフがあるんですけれども、ちょっとお芝居がかっているシーンだとしても、理奈の中では歌を歌うことは特別であると思っていると思うんですね。 完璧主義者だし、「ロボットみたいだね」って言われる台詞もあったりするぐらい、音程からリズム、感情、ダンス、全てにおいてパーフェクトじゃないといけないという自分の中にこだわりがある子なので、そこには努力もあるだろうし、それを思う存分披露するためにやっぱり特別な思いを持ってその場所に立っていると思うので、そういうところは、自分の経験ともダブるかなと思いますね。

───理奈と水樹さんとは、似てるところもありつつ、全然違うところもあるといった感じですね。

【水樹】 私、生真面目なタイプなので。

───堀越賞のお話しを伺いました。芸能コースからは草彅剛さんと水樹さんのお2人しか受賞されていないとか?

【水樹】 いえいえ、そんな~! 私なんかまだまだなんですけど(笑)。でも、やるからにはとことん!っていう……やっぱり凝り性なんで、そういうところは理奈と似ているかなと思っています。やるからには中途半端は一番イヤだ! 気持ち悪い!って思うから、やっぱり追求はどんどんしていきたいと思うし、完璧っていうものがない世界だからこそ面白いのだと思います。歌もお芝居もそうですし、全てにおいて表現することは正解がないからたぶんどんどん追求して、欲が湧いてくるんですよね。だから、もっともっと自分の力を試したいとも思うし、もっともっと素敵な作品を生み出していけるんじゃないかな? って貪欲に思っていけるところは、理奈と似ているかもしれないですね。

───そうやっていつも前向きに挑戦している姿がファンのみなさんに伝わるのでしょうね。

【水樹】 だと嬉しいです(笑)。

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