今、子猫の「かふか」の首にはこんな透明のコーンがはまってる。
去勢手術をしたからだ。
室内猫だし、うちには雄2匹だしで慌てて去勢する必要はないんだけれども、「大五郎」の時、のんびりしててえらい目にあったのである。
猫にはおしっこでマーキングする「スプレー」と呼ばれる習慣がある。必ずするとは限らないんだけれども、大五郎の場合は1歳になった頃、それが始まり、部屋中の色んなところにおしっこをするようになったのだ。それが臭いのである。
部屋の隅でしたり、布団の上でしたり、お気に入りのコートの上でしたり。直後はあまり臭わないんだけれども、時間が経つにつれ……臭くなっていくのだ。
おしっこをされるたびに匂い消しスプレーで消して回るのだがとてもおっつかないし、おしっこの臭さはしつこくて消えないのである。あのときは布団に入るたびに臭かったなあ。
で、調べてみると、去勢すると治るケースが多いという。
「では去勢だっ」ってんでしてみると……すぱっと治ったのである。よかったよかった。
去勢自体は簡単な手術で、自治体によっては助成金が出るので、それを利用するとちょっと安く済む。
そして、こんな風に首にコーンをはめて帰ってくるのである。
これは「エリザベスカラー」と呼ばれる、猫が傷を舐めないように保護する「エリ」だ。傷があると猫は本能的に舐めて治そうとするが、それで雑菌がはいったり手術時の傷を悪化させてはまずいので、エリザベスカラーをつけて防ぐのである。
大五郎のときはこんなにでかくてピンクでありました。その姿があまりにおかしいのでひとしきり笑ったものである。
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