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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第82回

子猫「かふか」の去勢

2008年12月17日 14時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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何をされたのかわからず「きょとん」って感じ。もう少しの辛抱だから我慢してくだせー(2008年12月撮影 ニコン「D90」)
何をされたのかわからず「きょとん」って感じ。もう少しの辛抱だから我慢してくだせー(2008年12月撮影 ニコン「D90」)

 今、子猫の「かふか」の首にはこんな透明のコーンがはまってる。

 去勢手術をしたからだ。

 室内猫だし、うちには雄2匹だしで慌てて去勢する必要はないんだけれども、「大五郎」の時、のんびりしててえらい目にあったのである。

 猫にはおしっこでマーキングする「スプレー」と呼ばれる習慣がある。必ずするとは限らないんだけれども、大五郎の場合は1歳になった頃、それが始まり、部屋中の色んなところにおしっこをするようになったのだ。それが臭いのである。

 部屋の隅でしたり、布団の上でしたり、お気に入りのコートの上でしたり。直後はあまり臭わないんだけれども、時間が経つにつれ……臭くなっていくのだ。

 おしっこをされるたびに匂い消しスプレーで消して回るのだがとてもおっつかないし、おしっこの臭さはしつこくて消えないのである。あのときは布団に入るたびに臭かったなあ。

 で、調べてみると、去勢すると治るケースが多いという。

 「では去勢だっ」ってんでしてみると……すぱっと治ったのである。よかったよかった。

 去勢自体は簡単な手術で、自治体によっては助成金が出るので、それを利用するとちょっと安く済む。

 そして、こんな風に首にコーンをはめて帰ってくるのである。

左がエリザベスカラーをつけて不機嫌な大五郎。右は存命中のにや。ピンクの花形エリザベスカラーでした(2003年11月撮影 三洋電機「Xacti DMX-C1」)
左がエリザベスカラーをつけて不機嫌な大五郎。右は存命中のにや。ピンクの花形エリザベスカラーでした(2003年11月撮影 三洋電機「Xacti DMX-C1」)

 これは「エリザベスカラー」と呼ばれる、猫が傷を舐めないように保護する「エリ」だ。傷があると猫は本能的に舐めて治そうとするが、それで雑菌がはいったり手術時の傷を悪化させてはまずいので、エリザベスカラーをつけて防ぐのである。

横から見ると花が咲いてるようでさらにおかしい(2003年11月撮影 三洋電機「Xacti DMX-C1」)
横から見ると花が咲いてるようでさらにおかしい(2003年11月撮影 三洋電機「Xacti DMX-C1」)

 大五郎のときはこんなにでかくてピンクでありました。その姿があまりにおかしいのでひとしきり笑ったものである。

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