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最新パーツ性能チェック 第71回

L3キャッシュを搭載したAthlon X2 7750BEの価値を探る

2008年12月15日 21時30分更新

文● Jo_Kubota

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CineBench R10

 続いて3D CGにおけるレンダリング性能をCineBench R10で見てみよう。クロックを落としたX2 7750BE@2.6GHzとX2 5000+を比較すると、L3キャッシュが効くためか、X2 7750BE@2.6GHzの方がやや上回った。またスレッド数をフルに生かすxCPUテストでは、格段にX3 8750が有利だ。

CineBench10

CineBench10 Rendaring(単位:score) better→

Sandra 2009

 総合ベンチマークツールである「Sandra 2009」からCPU性能を計測できる「Processor Arithmetic」および「Processor Multi-Media」にてテストしたのが以下のグラフだ。
 いずれもコア数で勝るX3 8750が優位となった。そしてX2 5000+と同クロックに落としたX2 7750BE@2.6GHzだが、X2 5000+をいずれも大きく上回っておりアーキテクチャの違いを見せ付ける結果となった。

Sandra 2009 Processor Arithmetic

Sandra 2009 Processor Arithmetic better→

Sandra 2009 Processor Multi-Media

Sandra 2009 Processor Multi-Media better→

Sandra 2009 Memory Bandwidth

Sandra 2009 Memory Bandwidth better→

(次ページへ続く)

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