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富士通2009年春モデル

MPEG-4 AVCダビング機能を搭載した「TEO」

2008年12月15日 11時00分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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「TEO/C70D」

「TEO/C70D」

テレビメーカーの垣根を越えた「TEO」

 パナソニックの「VIERA」やシャープ「AQUOS」などの薄型テレビとつなげることでHDMIリンク機能に対応するテレビパソコン「TEO」。

 新機種の「TEO/C90D」「TEO/C70D」は、日立製作所の「Wooo」、日本ビクターの「EXE」の一部の機種にも対応。これらのテレビのリモコンでTEOの一部の機能をコントロールできる。

画質設定

従来はHD画質かSD画質の2者択一だったが、MPEG-4 AVC対応により画質設定が4つから選択できるようになった

 また、地デジ/BS/110度CSデジタルチューナーを2基内蔵するが、新機種ではMPEG-4 AVC形式へのダビングが可能で、DVDにハイビジョン映像を記録できる「AVCREC」に対応した。

 従来、地デジ(ハイビジョン)をSD画質で保存した場合のビットレートは約8Mbpsだったが、MPEG-4 AVCに対応することで約2.4Mbpsまで容量を抑えられる。また、ハイビジョン画質でも最低約4.5Mbpsのビットレートで保存できる。 で

 さらにDTCP-IPに対応し、ネットワークに接続されたほかのマシンで録画済みのデジタル放送番組を視聴できるようになった(視聴するマシンにクライアントソフトを導入する必要がある)。

 主な仕様と予想実売価格は以下のとおり。発売は1月16日の予定。

機種名 TEO/C90D TEO/C70D
CPU AMD Turion X2 RM-70(2GHz)
メモリー 2GB
HDD 約750GB 約500GB
光ドライブ 記録型BDドライブ DVDスーパーマルチドライブ
テレビ 地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2
無線LAN IEEE 802.11b/g/n
インターフェース USB 2.0×6、IEEE 1394×1、HDMI出力、DVI-D出力、光デジタルオーディオ出力など
OS Windows Vista Premium SP1
予想実売価格 20万円前後 15万円前後

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