Q5 マルウェア以外に海賊版を使うことのリスクは?
A5 重要度の低いアップデートを受けられなくなったり、OSの機能が制限される可能性がある。
マイクロソフトはWindows Vista/XPなどで、「Windows Genuine Advantage」(WGA)と称する正規ライセンス確認プログラムを提供している。WGAはライセンス認証とは別のもので、Windows UpdateやMicrosoft Update(自動更新含む)、またはマイクロソフトのダウンロードセンターから修正プログラムやアップデートプログラムをダウンロードしようとする際に実行される。
![]() | ダウンロードセンターからアップデートプログラムを入手しようとすると、「WGA」による正規ライセンスの確認が求められる |
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WGAによって正規のライセンスではないことが確認された場合、画面上に正規ライセンスではないことを示す警告が出る。また、正規のライセンスを購入するための情報へのリンクなども提供される。
Windows Vistaでは、WGAで正規のライセンスではないと確認された場合、Windows AeroやWindows Defender、ReadyBoostといった機能が使えなくなる。さらに正規のライセンスでも、インストール後30日以内にライセンス認証をしないと、「機能限定モード」で動作するようになっていた。機能限定モードは事実上、正規のライセンス購入のための情報収集やトラブルシューティングしかできない。壁紙やアイコンも表示されなくなる。さらに、1時間で強制的にログオフされてしまう。ただし、この機能制限モードはWindows Vista SP1で廃止された(関連リンク Windows Vista 確認プロセスについてよく寄せられる質問)。
なお、ライセンス認証していなかったり、WGAで正規ライセンスではないと確認されているWindowsであっても、セキュリティー修正などの重要な更新は受けられる。仮に海賊版Windowsがセキュリティー面で脆弱な状態で放置されてしまうと、より広汎なセキュリティー問題が生じる危険もあり得るからだ。
Q6 ブラックスクリーンのような海賊版警告は日本でも実施される?
A6 同社ビジネスWindows本部本部長の中川 哲氏は、中国で話題となったブラックスクリーンのような海賊版警告については、日本では行なわないと述べている。理由としては、正規のユーザーに対して不利益を与える可能性があるためとしている。
例えば、企業ユーザー向けのボリュームライセンスのプロダクトキーが流出して海賊版に使われている場合、同じプロダクトキーを使うすべてのパソコンに対してブラックスクリーンのような処置をとると、正規のユーザーまでも海賊版扱いしてしまう可能性がある。正規ユーザーに不快感を与えないという海賊版対策の方針からすれば、このような処置はとれないというのが実情のようだ。
Q7 もし海賊版Windowsを購入してしまったらどうする?
A7 相談窓口に問い合わせることをお勧めする。
マイクロソフトでは海賊版Windowsをオークション等で購入してしまった人に対しての、電話相談窓口を開設している。2009年1月9日までの期間限定とのことだが、海賊版の流通はその後も続くであろうことを考えると、期間を限定せずに窓口を設けておいてほしいものだ。
- Windows偽造品相談窓口
- 電話番号:0120-525-161(フリーダイアル)
- 受付時間:平日 9時30分~12時、13時~19時(土日祝日、指定休業日を除く)
- 開設期間:12月4日~2009年1月9日(12月30日~1月4日までは除く)
また、下記関連サイトでも海賊版ソフトウェアに関する情報が多数掲載されている。参考にしていただきたい。
















