スクウェア・エニックスは12月10日、同日開催した「ドラゴンクエスト発表会」にて、2009年3月とされていたドラゴンクエストシリーズ最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」の発売日を3月28日と発表した。価格は5980円。
ドラクエをさらに幅広い年齢層に展開
1986年に初代がファミリーコンピュータで発売されて以来、現在までに8本の本編と、数多くの関連作品が発売されている「ドラゴンクエスト」。昨今の「ドラクエ」はというと、「これまでゲームを遊んでいなかった人」や、「昔は遊んでいたが今はゲームで遊んでいない人たち」に向けて、ニンテンドーDSでのリメイク作品を中心に「ドラゴンクエストIV」を2007年11月に、「ドラゴンクエストV」を2008年7月に発売し、共に100万本を超える大ヒットとなっている。
さらに「ドラクエ(とそのフィーバー)を知らない小さな子どもたち」に向けて、全国のおもちゃ売り場などでカードゲーム「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」を2007年6月より展開。カードの売り上げ枚数は現在で1億枚を突破している。
こうした状況を踏まえて、親子で楽しめる「ドラクエ」として2009年3月にWi-Fiを利用して4人までが同時に冒険できる「ドラゴンクエストIX」が登場するわけだ。
産みの親、堀井雄二氏が登場!
「がんばって間に合わせます」
続けて、ドラクエシリーズの産みの親である堀井雄二氏が登場し、4台のニンテンドーDSiを使ったマルチプレイのデモが行なわれた。ドラクエIXのマルチプレイは、ホストとなるプレイヤーの世界に接続して遊びに行くという形が取られている。
現在のドラクエIX状況としては、「終盤にさしかかっているが、まだ開発が続いている」という。堀井氏は「がんばって間に合わせるようにします」というコメントとともに、次回作「ドラゴンクエストX(10)」についても「Wiiでの発売を考えている」とすでに開発に取りかかっていることを示唆した。
また、来週発売の週刊少年ジャンプにてパッケージイラストが初公開となるほか、12月20日(土)、21日(日)に千葉・幕張メッセで開催予定のジャンプフェスタにて、初となるプレイアブル出展が行なわれることが明らかになった。発売日は4ヵ月後に迫った本作をいち早くプレイしたい人は、幕張メッセへと行ってみよう!
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