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文化庁的にいちばん面白かったメディアアートをゴゴゴゴゴッと徹底的にフォトレポート

大賞はWii Fit? TENORI-ON? 文化庁メディア芸術祭レポート

2008年12月10日 14時30分更新

文● 個人的にはニコ動とKORG DS-10なんだけどなー盛田/トレンド編集部

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エンターテインメント部門

大賞はご存知、ヤマハの新時代デジタル楽器「TENORI-ON」。会場には岩井俊雄氏(右)と開発チーム代表の西堀佑氏(左)が顔を見せた。岩井氏は会場でセッションをしながら開発にかける思いを語った。「楽器を持って挫折した人が、もっと別の方向から音楽にアクセスできるものを考えた。自分から自分にあわせた音楽を作っていってほしい」。ちなみに優秀賞には「Wii Fit」もランクイン、こちらは有名すぎるので画像での紹介は省略します

優秀賞の佐藤雅彦研究室+桐山孝司研究室 / ユーフラテス「君の身体を変換してみよ展」。初台のICCインターコミュニケーションセンターで展示されたもの。人間の身体を「線」や「点」に解体し、それをアニメーションとして再構成するというポストモダンアート。腕がびよーんと伸びているように思えるなど、メディアによる身体(身体機械)の錯乱をテーマにしている (C) 佐藤雅彦、桐山孝司、齋藤達也、安本匡佑、井高久美子、勝目祐一郎、ユーフラテス、トピックス

優秀賞の「Carbon Footprint」製作チーム代表 Matt CHANDLER「Carbon Footprint」。道端に何気なく捨てた空き缶が50年間かけて徐々に腐食していく様をCGアニメで再現している。環境問題へのメッセージを感じることはもちろん、その超高精細な映像には驚きの一言 (C) Discovery Communication Europe

優秀賞の中村勇吾「FONTPARK 2.0」。DTPをやっている人にはおなじみのモリサワフォントを作った株式会社モリサワのウェブページ内コンテンツ。フォントをバラし、組み合わせてお絵かき投稿ができる。その解体/再構成の痕跡(Trace)をたどれる点も「マルメロの陽光」的で面白い (C) 株式会社モリサワ

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