超解像技術 - SD映像がHD映像に!
さらに「SpursEngine」は、高速トランスコード処理のほか、すでに手元にあるSD映像もSpursEngineにより再構成型フレーム内超解像と呼ばれるアルゴリズムで、同じ画像の中でパターンの似た部分を探し出し、見つかった部分どうしを重ね合わせることで画素を増やす超解像技術も特徴とアピール。この処理により元のSD映像から鮮やかで解像感の高いHD映像が得られるとした。
SpursEngine SDKは無償配布を発表!
リードテックジャパンのプレゼンテーションではWindows Media Playerで超解像度再生を体験できるサンプルプログラムを内蔵したSDK(ソフトウェア開発キット)を無償配布すると発表した。配布は年内を予定している。また、AVCHDも検討中とした。
その後バトンタッチでプレゼンを続けた東芝では、SDKを無償公開について、「SpursEngine」搭載製品を購入した人が各々ツールを開発し公開することで、さらに多くの「SpursEngine」搭載製品が売れるという好循環を期待しているとした。なお、SDKのダウンロードはリードテックのウェブサイトにて実施されるとのことだ。
この他にも、SpursEngine対応ソフトウェアメーカーによる対応ソフトの解説などのプレゼンテーションではが行なわれた。
各プレゼンテーションの後にはじゃんけん大会
各プレゼンテーションの後にはカフェソラーレイベントでは好例のじゃんけん大会が行なわれた。賞品として「SpursEngine」を採用するLeadtek「WinFast PxVC1100」やトムソン・カノープス「FIRECODER Blu」やPlayStation 3なども用意された。
終始大入りの会場を見ると、「SpursEngine」がいかにエンドユーザーに注目されているか、人気の高さがうかがえるイベントとなっていた。
【訂正とお詫び】初出時、一部表記を誤って掲載しておりました。訂正してお詫びいたします。