Xbox 360の使い勝手が大幅に向上したNXEでは、アバターの実装ばかりが注目されがち。そりゃあ視覚的にパッとわかりやすい機能なので当然かもしれない。しかし、実際に普段からXbox 360で遊んでいるプレイヤーにとっては、もうひとつの大きなアップデート「Xbox LIVEパーティー」のほうが歓迎すべき機能かもしれない。
自宅に友達を呼んで、別のことをしながら
遊んでいるようなイメージなのだ
Xbox LIVEパーティーは、ゲームの有無を問わず最大8人でボイスチャットができるコミュニティー機能。いままででもボイスチャットは可能だったがゲーム外では2人までという制限があった。今回8人まで増加したことで利便性が大幅にアップしているのだ。
Xbox LIVEパーティーの最大の特徴は、ボイスチャットに参加しているメンバー全員がそれぞれバラバラのゲームをしていても、ボイスチャットが途切れることなく続けられるところ。これによって、各々が遊びたいゲームを遊びながら、会話だけを楽しむことが可能になった。もちろん、ゲームをせずにダッシュボードのままでもいいし、映画などのDVDを観ていてもいい。Xbox 360は究極の「ながら会議マシン」となったワケだ。
もしもゲームの更新などで一時的にXbox LIVEから切断する必要があったとしても、更新後に再接続したときは自動的にパーティーに参加できる。ただし、Xbox 360本体の電源を切る必要があったときは、改めて参加する必要があるので注意しよう。
フレンドからボタン一発でパーティーを結成!
パーティーを開始するには、「フレンド」から相手を選び、Yボタン(パーティーに招待)を押すだけ。これで選択した相手とパーティーが結成され、ボイスチャットが可能になる。パーティーを組んだ状態でメニューのフレンドを見ると、一番左に自分とパーティーを組んでいる相手がまとまって表示されている。当然、パーティーのメンバーが増えてくると集合しているアバターの人数が増え、どんどんにぎやかになるのだ。
ただし困ったことに、この状態だといま誰がしゃべっているかを視覚的に把握しにくい。初めて出会った人とのボイスチャットだと、声と人物が合致しないからだ。この場合は「Xboxガイドボタン」を押して、パーティーのリストを表示するとよい。こうすれば、従来のボイスチャットのように声を出している人物の横に発言を示すアイコンが表示される。
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