イーフロンティアは1日、楽譜作成ソフト「Finale 2009」を1月23日に発売すると発表した。価格はオープンで、予想実売価格は6万3000円前後。
「Finale」シリーズは、使用する楽器、拍子、調、テンポなどの情報を画面に従って入力するだけで、五線やレイアウトの設定が簡単に素早く行えるのが特徴。完成したスコア譜から必要なパートだけをパート譜として取り出して編集することが可能だ。また、楽譜上に配置された記号を、より人間らしい演奏で再現する「Human Playback」機能を搭載している。
Finale 2009では、作業ウィンドウのインターフェースが見直され、発想記号(強弱、テンポ、リハーサルマークおよびその他の記号)の選択、入力および配置作業がより効率的になった。
また、「マルチページエディット」機能を搭載。従来版ではいち画面に複数ページを表示していても編集できるのは1ページだけだったが、2009では、ページをまたいで小節間のコピー&ペーストやスラーの入力などを実行できるようになった。
このほか、付属のソフトウェア音源「Garritan Instruments for finale」の最新バージョン「同2009」では、バリトン・サックス、ビンテージ・エレクトリック・ピアノ、エレキギター、エレキベース、ビブラフォンなど11種類の音色を追加している。