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楽譜作成ソフトの定番「Finale」がバージョンアップ

2008年12月02日 08時19分更新

文● ASCII.jp編集部

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 イーフロンティアは1日、楽譜作成ソフト「Finale 2009」を1月23日に発売すると発表した。価格はオープンで、予想実売価格は6万3000円前後。

Finale 2009

Finale 2009。五線、小節、記号などの豊富なツール群が用意されている。譜面作成時には、マウスやキーボードのほか、MIDIキーボードなどを使用して効率よく音符を入力できる

「Finale」シリーズは、使用する楽器、拍子、調、テンポなどの情報を画面に従って入力するだけで、五線やレイアウトの設定が簡単に素早く行えるのが特徴。完成したスコア譜から必要なパートだけをパート譜として取り出して編集することが可能だ。また、楽譜上に配置された記号を、より人間らしい演奏で再現する「Human Playback」機能を搭載している。

 Finale 2009では、作業ウィンドウのインターフェースが見直され、発想記号(強弱、テンポ、リハーサルマークおよびその他の記号)の選択、入力および配置作業がより効率的になった。

 また、「マルチページエディット」機能を搭載。従来版ではいち画面に複数ページを表示していても編集できるのは1ページだけだったが、2009では、ページをまたいで小節間のコピー&ペーストやスラーの入力などを実行できるようになった。

 このほか、付属のソフトウェア音源「Garritan Instruments for finale」の最新バージョン「同2009」では、バリトン・サックス、ビンテージ・エレクトリック・ピアノ、エレキギター、エレキベース、ビブラフォンなど11種類の音色を追加している。


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