いまや据え置きゲーム機になくてはならない存在となった「ダウンロードコンテンツ」(DLC)。各ハードでは、インターネットを介してゲームの追加コンテンツや体験版、ゲームそのものをダウンロードできるようになっている。
いち早くダウンロードコンテンツを取り入れたXbox LIVEでは、逆に量が多すぎて目的のコンテンツになかなかたどり着けないという問題が生じていた。NXEではその問題を解消すべく、ダウンロードコンテンツを扱う「マーケットプレース」を大きく改良しているのだ。
ゲームとビデオの2つにマーケットプレースメニューを分割
従来は1つの画面から選んでいたコンテンツを「ゲーム マーケットプレース」と「ビデオ マーケットプレース」の2つに分割。タイトルを決める前にコンテンツの種類からまずは選べるようになっている。
ただし、ビデオ マーケットプレースの真価は、米国などの地域では実施されているテレビドラマや映画などの配信にある。日本では諸問題によって開始されていないので、あまりビデオ マーケットプレースの恩恵は得られていないのが実情だ。
タイトル名からコンテンツが検索可能になった
従来のダッシュボードでは、欲しいコンテンツがあった場合にまずタイトルのジャンルを探して、ジャンルからさらに該当するタイトルまで画面をスクロールさせて選択する必要があった。また、そのジャンルに求めるタイトルが無かった場合は、またジャンルから探し直しという手間がかかった。
この手間をなくすため、NXEでは新たに「探す」というメニューを追加。タイトル名の打ち込みはできないが、タイトルの頭の文字さえ分かれば、すぐに目的のタイトルにたどり着けるようになっているのだ。もちろん、従来通りジャンルからの検索も可能だ。
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