ヤボだけど、カメラ機能をチェックしてみよう
xiaoのボディを見ると上1/3がカメラ、下2/3がプリンターという感じに分かれたデザインになっている。
まずはカメラ部の話をすると、カメラは500万画素のCMOSセンサーで固定フォーカス式。レンズはF3.0で画角は35mmフィルム換算で39mm相当だ。本体横にはフォーカス切り替えレバーがついている。遠景は1.45m~∞、近景は60cm~1.45m。マクロモードはない。ISO感度は50で、暗い場所だと200まで上がるようだ。
60cmというと右手でxiaoを持ち、左手を前に伸ばしたとき、指が触れるくらい。(身長170cmくらいの場合) 女子なら伸ばした指が届かないくらいを目安にするといい。近くのものを撮るときはそうすべし。距離が1.5mくらいで微妙なときは、近景と遠景の両方で撮っておくといい。SDカードに記録するんだから、枚数は気にせず撮りまくること。
使い方は簡単。背面右上にある電源スイッチを入れ、その下にあるシャッターを親指で押す。AFがないので押したらすぐ撮れるのがいい。右下にあるOKボタンを押すと撮影メニューが表示され、露出補正やホワイトバランスの修整などもできるが、まあ、細かいことは気にせず気楽にオートで撮っちゃうのがいいかも。
カメラのクオリティとしては、ケータイのカメラよりちょっと上、デジカメよりは下というのが妥当なところ。明るい屋外なら色も鮮やかでけっこうきれいに撮れるが、ダイナミックレンジは狭いので白飛びしやすい。
屋内だとちょっと色がくすみがちで、感度もあまり高くない。でも、オートのまま撮っても色は思ったよりきれいに撮れてる。(プリントや背面の液晶ディスプレーで見るよりはきれいだ) プリントしたものより元画像の方がだいたいにしてきれいと思った方がいいかも。
本体は縦長で、液晶ディスプレーは縦向きについている。写真も縦位置で撮れる。そういうカメラである。横位置で撮りたいときは横向きにする。
説明書には横位置で撮るときは左手でシャッターを押すように書いてあったが、触った感じでは、右手をそのまま左に90度傾けて右手親指で撮る方が自然かなと思う。そうするとちょっとグリップが不安定になるので左手を添えるべし。
液晶ディスプレーは2.48インチの縦型。モードキーを押すと再生モードになる。再生時にサムネイル表示がないのが不満だが(たくさん撮ったとき、探すのが大変)、操作はシンプルでわかりやすい。印刷はプリントボタンだ。