パーフェクトペンシルには、数万円する高級モデルから、5千円程度で買える廉価版までいくつかの価格帯があり、今回のモデルは廉価版にあたる。
早速購入し実際の商品を触ってみた。軽量なプラスティック製のキャップ部は、鉛筆のお尻にかぶせて文字を書いても筆記バランスを損なう違和感は皆無だ。これは、キャップ部分が金属製でずっしりとした、従来の高級パーフェクトペンシルの唯一の欠点をカバーする。
しかし、ツヤ消しブラックの鉛筆部分と、光沢ブラックのプラスチック製キャップ部分のマッチングは意見が分かれるだろう。
一般的に高級なイメージのブラックが、最も廉価版のパーフェクトペンシルに似合うかという疑問が残る。筆者なら、次期最上位モデルとして、超軽量チタンのブラックを使ったマットなキャップ部に、同じくブラックのクリップを取り付け、100%完璧な真のパーフェクトペンシルを市場に送り出したい。
もちろん、価格的には相当のモノになるだろう。メルセデスベンツ社の有名な言葉に「The Best or Nothing」(最高か無か……)というのがある。「パーフェクト」とは「最高のモノ」、という意味だろうと理解している。
今回の衝動買い
アイテム:パーフェクトペンシル 限定ブラック
購入価格:4515円(インターネット上のショップ)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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