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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第4回

GPSで変わる自転車ライフ iPhone編(後編)

2008年11月26日 20時00分更新

文● 荻窪 圭

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iTrailを使って走ってみる

 やっと本題。今回紹介するiTrailは「トレーニング向き」のアプリ。ストイックに「自転車は走るためにある」みたいな感じで、ツーリングの記録や、トレーニングの記録を取るのに向いているのだ。価格は350円。これはこれで、とってもよくできているのである。

iPhone 3GジャケットにiPhoneを装着して、iTrailを起動!

 iTrailの特徴はローカルで使えること。一応、GoogleDocsにデータを上げることもできるが、基本的には無線LANを使ってパソコンにログデータを転送するのだ。Webを介さず、パソコン上で好きにデータを使ってね。

 機能もシンプル。走行中の地図表示機能はなく、走行時間、時速、走行距離、走行ペース(1kmあたりにかかる平均時間)、そして消費カロリーが表示される。体重をセットすると、消費カロリーを(アバウトに)計算してくれる。この辺もトレーニングというかダイエットというかメタボ対策というか、そういう人向けだ。というわけで、初期設定は欠かせない。

これが設定画面。ポイントはGPS読み込み時間(短ければ短いほど細かくデータを取れる。わたしは10秒にしている)、体重をセットし、Default activityを「サイクリング」にする

 準備ができたら自転車に装着して走ろう。

 iTrailは簡易モードと経路モードがある。簡易モードはただ画面で見て楽しむだけで記録されないので、走るときは「新規経路」を選択し、最初に名前をつけるべし。

これが「簡易モード」。速度計や走行距離計としては使えるけど、記録できないので「デモモードのようなもの」と思っていいかも

最初に「経路データ」を作成し、そこにデータを記録していくのが「iTrail」流。なので最初に活動形態と名前をセットし「経路作成」する

 新しく経路を造ったら、開始をタップだ。

これが経路をセットしたときの開始画面。「開始」をタップすると計測がはじまる

これが計測中の画面

(次のページへ続く)

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