ビジネス文書 ―― 「ワードの表」のイライラを解決する 第5回

文書作成が楽になるアイデアその4

Word2007ならプレビューを見ながら表作成

列幅や行の高さの変更
列幅の自動調整が画面上のダブからできるように

　幅や高さなど、表のレイアウトを修正するには、「表ツール」の［レイアウト］タブを使う。表全体の幅をまとめてバランスよく変更することも簡単にできる。

　Word2003までは、どのメニューやツールバーの何をつかうか、あるいはどの設定画面を表示させるかが操作によってまちまちだったが、Word2007では画面上部のリボンにうべてまとめられ、探しやすい。また、操作の途中でプレビューできるので、やりなおすことが少なくなった。

［レイアウト］タブから操作

　列幅の調整をするには、表内をクリックしてカーソルを配置し、［レイアウト］タブの「セルのサイズ」グループの［自動調整］→［文字列の幅に合わせる］をクリック。

表の列の幅が文字列に合わせて調整された

　列幅が文字にあわせて調整された。右に余白ができてしまったので、表全体の幅をいっぱいにひろげるために、［レイアウト］タブの「セルのサイズ」グループの［自動調整］→［ウィンドウサイズに合わせる］をクリック。

今度はウィンドウサイズに合わせて調整された

　各列の幅が少しずつ大きくなり、表全体の幅が本文いっぱいまで広がった。なお、余白を変更するとそれにあわせて表の幅が変わるが、［レイアウト］タブの「セルのサイズ」グループの［自動調整］→［列の幅を固定する］をクリックすると幅が変わらなくなる。

　（次ページ「すべて個別に書式を決めるには」に続く）