本体サイズとキーボードのバランス
FMV-BIBLO LOOX Pを愛用している大きな理由は、幅232×奥行き167×高さ34.5mm(内蔵バッテリーパック装着時)という本体サイズと、キーピッチ16mmの6段キーボード。本体は決して薄くはないが、幅と奥行きがコンパクトだ。
薄さを追求するパソコンもあるが、筆者には向かないと思う。ぎゅうぎゅう詰めのカバンに薄いノートを押しこむと折れるんじゃないかという不安に駆られるのだ。
その点FMV-BIBLO LOOX Pはかばんのちょっとした空きスペースに収まる。さらに重量は1kg前後と非常に軽く、持ち歩いても重さはあまり感じない。
そして、キーボードは筆者的に快適にタッチタイピングできる最小のキーボードだと思う。特に講演などで登壇者の話の内容をリアルタイムにメモするなら、これ以下のキーピッチだと打ち間違えが多くなって厳しいのだ。
コラム タブレットスタイルでGoogleマップを便利に使う
Windows Vistaのタブレット機能には「ペン フリック」という機能がある。これはパネル上でペンを高速に滑らせることで、特定の動作をさせるもの。いわゆるペンによるジェスチャー機能である。
デフォルトでは上下でPageUp/Down、左右で(ブラウザーの)進む/戻るに割り当てられているが、アプリケーションによっては動作を変更するとより便利に使える。
たとえばGoogleマップ。「;」キーと「-」キーでマップの拡大/縮小ができるが、これをペン フリックの上下動作に割り当てると、ペンだけで基本的な操作ができてしまう。タブレットスタイルで使うと便利だ。
なお、フリックはアプリケーションごとの設定はできないので、変更してしまうとすべてのアプリケーションでその操作が有効になる。ただし、設定画面でデフォルトの状態と切り替えられる。