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黒光りがニクい! Bluetoothスピーカー「Pure-Fi Mobile」

2008年11月13日 18時54分更新

文● 大塚康一

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無線/アナログ/USB接続のモバイル3ウェイスピーカー


SELPHY ES30 【SPEC】
開発/販売元●ロジクール 価格●オープンプライス(実売価格1万8800円)
http://www.logicool.co.jp/

スピーカーユニット●50mmアクティブドライバー×2、50mmプレッシャードライバー×2 インターフェース●Bluetooth、USB、3.5mmステレオミニジャック 電源●AC100〜240V、内蔵リチウムイオン電池 サイズ●幅275×奥行き30×高さ72m 重さ●458g

【COMMENT】
コンパクトサイズの一体型ステレオスピーカーとしては多機能。それでいて作りや仕上げがよく、安っぽさを感じない。


 ロジクールの「Pure-Fi Mobile」は、Bluetooth(A2DPプロファイル)のほか、USB、アナログという3種類の音声入力に対応したコンパクトなステレオスピーカー(Apple Storeで見る)。リチウムイオン充電池を内蔵しているため、モバイル用途で約12時間の連続再生が可能だ。

Bluetooth

本体上部のスイッチやインジケーター類。Bluetooth対応の携帯電話を接続すれば、通話開始/終了ボタンでハンズフリー通話を実現。iPhoneはワイヤレスステレオ再生こそできないが、アナログ接続による音楽の再生は可能だ

本体裏側

本体裏側。写真左より、mini USB、外部入力、リセットボタン

 スピーカーそのものは、50mmのアクティブドライバーとプレッシャードライバーを採用。4つのユニットにより、豊かでくっきりした低音とスムーズな高音を再生する。また、Bluetooth接続の携帯電話では、ハンズフリースピーカー兼マイクとしても使える。ノイズフィルター機能搭載なので通話音声もクリアーだ。

 なお、iPhone 3Gとの無線接続には対応しておらず、有線でつないだ場合はスピーカー/マイクとしては使えるものの、本体から通話の切り替えができなかった。

 MacとのBluetooth接続の場合は、まず本体と接続機器のペアリングをする。Pure-Fi Mobileをペアリングモードにし、接続先で検出しよう。Mac側では「システム環境設定」の「サウンド」パネルで本機を選ぶとすぐに使用できる。またBluetooth接続時はヘッドセット/ヘッドフォンとして利用でき、メニューバーから用途を切り替えられる。

「source」ボタンを長押ししてインジケーターを点滅させ、Macの「システム環境設定」にある「Bluetooth」パネルで検索。「Pure-Fi Mobile」という名称で認識される

「システム環境設定」で「サウンド」パネルを開き、「サウンドを出力する装置の選択」で「Pure-Fi Mobile」を選べば設定は完了。左がUSB、右がBluetoothで接続した際に現れる画面だ。Bluetooth接続の場合、ヘッドセットとヘッドホンの双方で認識されるためどちらかを選ぶ。マイク付きなので「入力」タブと「出力」タブのそれぞれに現れる

Bluetoothヘッドセット接続の場合は、マイクが使えるとはいえサウンドがモノラルになる。音楽再生を重視するのなら、通常はヘッドホンに設定しておき、メニューから切り替えるといい

 本体とケーブル類が収まるパッド入りの専用ケースも付属しており、携帯することを強く意識している。Macの各モデルで使える、手軽な外部デスクトップスピーカーとしても魅力的なシステムだ。

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