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発売から1ヵ月間触ってみました

ホレたぜ! 「Arc Mouse」5つの心地よさ

2008年11月10日 00時30分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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Arc Mouse

Arc Mouse

 マウスやキーボードなど、パソコンの周辺機器の中でも、入力デバイスはものすごく好みが分かれる分野だ。「この触り心地が」「ボタンを押した感じが」といった具合に、各人で何かしらこだわるポイントがあるだろう。

 そうした話を大前提として、声を大にして言わせていただきたいのが……

 マイクロソフトの「Arc Mouse」にホレたぜ!!

 ということ。実際に触ってみると、モノとして気持ちいい仕掛けが隠されているのだ。今回は筆者が「ここがスゲェ!」と感じた5つのよさをざっくりとお伝えできればと思う。

Arc Mouse

折りたたみ式のモバイルマウス「Arc Mouse」。10月3日にブラックとレッド、11月7日に日本限定カラーのブルーが発売された。価格は6930円。Mac OS X 10.2以上、Windows Vista/XPで動作する



その1:重心が前にあるので持ちやすい


 最も好みだったのは、その持ちやすさだ

 従来、モバイルマウスというと、こちらの記事の写真を見て分かるように、どちらかといえば中央より後ろに頂点が来るものが多かった。

 一方で、Arc Mouseは、カチっと展開すると、写真のように頂点が中央辺りに来る。筆者は指の付け根あたりをマウスにぴったりくっつけて使いたい人なのだが、この頂点が中央にあることでとても快適に手を置けるのだ。

Arc MouseとV550を比較

Arc Mouseとロジクールの「V550 Nano Cordless Laser Mouse」を横から比べたところ。頂点の位置が異なる

筆者の手限定で言えば、Arc Mouseでは指の付け根辺りが、V550では手のひらが頂点に当たる

マウスのサイズ的には、そう大きく変わらない



その2:「カチカチ」音が気持ちいい


 Arc Mouseの特徴のひとつに、折りたたんで持ち運べるというのがある。この折りたたみの際、「カチッ」っと鳴る感覚が非常に気持ちいいのだ。

 ちょうど折りたたみ型ケータイを開いたり閉じたりする感覚に似ている。あのケータイのカチカチがクセになって、意味もなく開いたり閉じたりしてしまう人も多いはず。Arc Mouseもその類いだ。この辺りはぜひ販売店のデモ機で「カチカチ」鳴らして試してほしいところ。

 ちなみに開けばマウスの電源がオンになり、閉じればオフになるという機構になっているのも合理的だ。

折りたたみ時の本体サイズは、幅57×奥行き79×高さ32mm。大人の手のひらにすっぽり収まる大きさで、非常にコンパクトだ

使用時のサイズは幅57×奥行き108×高さ35mm

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