ビジネスに便利! USBメモリ徹底使いつくし術
USBメモリはソフト追加で激便利!――8GBも爆安の今だから!
2008年11月10日 13時00分更新
同期ソフトを活用すれば、
複数のパソコンでファイル運用がラクラク
パソコンから持ち出したUSBメモリ上のデータ管理を手作業で行なうのは大変だ。そこで利用したいのが、編集データを自動でコピーして最新の状態を保ってくれる「同期ソフト」。複数のパソコンでも、それぞれに同期ソフトを入れておけば、すべてのフォルダ内を常に最新の同じ状態に保つことができる。
- 使用するソフト
- 同期ソフト
オールウェイシンク - 作者
- Usov Lab
- 対応OS
- Windows 98/2000/XP
- リンク
- http://www.alwaysync.com/
1. ファイルを常に最新の状態にするため、同期設定をする
パソコン上のデータをUSBメモリで持ち出して外出先で編集すると、パソコン上には古いデータが残ったままになる。外出先から帰ってUSBメモリ上の編集したデータをパソコン側に上書きコピーすれば両方が同じ状態になるのだが、パソコン側にも編集データがあるときにこれを手作業で行なっていては非常に効率が悪い。
しかも、操作を間違えると、せっかく編集したデータがなくなってしまうこともある。
こうしたデータ管理を自動で実行できるのが「同期ソフト」だ。パソコンとUSBメモリ上の指定したフォルダー同士をチェックし、どちらかに編集されたデータがあれば自動で古いデータを上書きしてくれる。つまり、同期を実行するだけで、パソコンとUSBメモリ上のデータを常に最新の状態にしておくことができる。
ここで紹介する「オールウェイシンク」は、パソコン上にインストールして利用する。例えば、会社と自宅など複数のパソコン間で同期を行うときは、それぞれのパソコンにソフトをインストールしておく必要がある。また、同ソフトは英語版だが、日本語化できるのではじめに設定を変更しておこう。
準備ができたら同期の設定を新しく作成し、同期させたい双方のフォルダーを指定する。あとは同期の実行だ。このとき、両方のフォルダー内のデータを一覧表示して、どのデータがどちらからどちらへコピーするかといった情報を事前に確認できる。ここでコピー方向を変更することも可能だ。
(次ページ、万一に備えたバックアップ設定に続く)
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