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2008年11月11日更新

IT業界で働く桜子のビジネスリーダーズインタビュー

半導体産業の興隆の中で見つけたもの

文●桜子(Interviewer&blogger)

 ところが起業から11年後、突然倒れてしまう。脳梗塞だった。ふと目が覚めたときには病院のベッドにいた。時はクリスマス。彼の信じるイエスキリストから半身不随の状態をプレゼントされた瞬間だった。

桜子 知ったときはショックでしたでしょう?

古田 それなりに神様の何らかの計画の元で自分がこうなったのだろうし、何かメッセージが含まれているのだろうと思いました。

桜子 では割と素直に受け入れられた?

古田 うん。それはすぐにそう感じた。全ては神から与えられる、という所に立つことが出来たから。幸い、寝たきりにもならず歩いて生きていけるし、今はほとんど不自由がない。車も運転している。

桜子 信仰を持たなかったら病気にならなかったかも、とは考えなかった!?

古田 ハハハ、考えなかったね。やっぱりね、価値観が変わるんですよ。信仰を持ったものはこの世のものではない。ここの世の価値観と180度違った価値観に立つ。要するに物質は人を幸せにしない。心のあり方だけ。聖書にもこうありますよ、ソロモンという王様のいったことですが。

 実に、日の下で骨折ったいっさいの労苦と思い煩いは、人に何になろう。

 その一生は悲しみであり、その仕事には悩みがあり、その心は夜も休まらない。これもまた、むなしい。

 結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。

今のビジネスマンへのメッセージ

古田 信仰と宗教を日本人は混同して考えている。宗教は組織に属することをいい、信仰は自分で何を信じて生きるか、ということ。すると一体何を信じるかが問題で、狐を信じるのも、イエスキリストを信じるのも信仰。だから、本当に信じたものが絶対的なものであらねばならない。

 神様のために残っている人生があと何年あるかわからない。でも今はこれまでに得た全て、金銭的なことも含めて、どうしたら神様とこの世にお返しできるのかを考えていると言う。

古田 僕がどうして病気になったのかはわからない。だけど神様のご計画なんだろうし、必要なことであったし、今では少しは謙遜になれたし、良かったと思っていますよ。……多分、誰でも今の自分でいいと思っている人なんていないと思うんですけどね。そこから変わって新しい人生を歩むために、自分の努力や頑張りでは無理だと思う。絶対的に不変の物、すなわち真理で、信じるに価するものを持たないと難しいんじゃないかな。もし悩みがあったら、聖書を読んでみて。人間が幸せに生きるための指南書である真理の書、聖書にね、こういう箇所があるから。

 事は人間の願いや努力によるのではなく憐れんでくださる神によるのです。すべてのことは神から発し、神によって成り神に至るのです。

古田 稔(ふるた みのる/Minoru Furuta)氏のプロフィール

古田 稔氏

1939年東京生まれ。国内の外資系半導体メーカーで要職を歴任し、1990年サーヴァンツインターナショナル株式会社を設立。社長、会長を経て、2007年より相談役。







桜子(Sakurako/Cherry)のプロフィール

桜子

Interviewer&blogger 広告代理店・IT系企業を経て通信会社に勤務。5年前に「桜子の部屋・お友達の輪」というビジネスリーダーズインタビューを単独で開始。2007年シリコンバレーで活躍する日本人を取材に行く。日本人・外国人を含めた約50名ほどのインタビューを過去に実施。(http://sakurako.cc/


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