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2008年冬ケータイの魅力 第8回

白戸家にはティファニーを、ユーザーにはお菓子を

ソフトバンク、今年の冬はタッチ&プレゼント

2008年10月31日 09時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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今回とうとう白戸家の二人に1台1298万円の「SoftBank 823SH Tiffanyモデル」がプレゼントされた。さすがに親子共々興奮しまくりだった

 ソフトバンクモバイルは2008年ケータイ秋冬モデルを発表した。今年の秋冬のテーマは「Touch!」。iPhoneが端緒を付けた、タッチパネル搭載ケータイが4機種登場。

ソフトバンク冬ケータイのラインナップはディズニー・モバイルの「DM003SH」を含めて、全16機種

 まず、シャープの「931SH」、次にサムスン電子の「OMNIA 930SC」、最後にHTCの「Touch Daimond X04HT」 と「Touch Pro X05HT」を立て続けに紹介した。

新しく登場した「Touch」をテーマにしたケータイ・スマートフォンの相関関係を表した図

 特に931SH対応の新しいサービスに注力しているようだ。


新感覚のウィジェットサービス開始

 ソフトバンクが新しく投入する新サービスで、今回の目玉は待受画面を情報端末として活用する「モバイルウィジェット」だろう。

931SHの3.8型の液晶はフルタッチになっており、直接指で触りながらウィジェットを選んだり、実行する。大画面にハーフXGA(480×1024ドット)という高解像度液晶ディスプレーの真価を発揮するサービス

 これはメニューからウィジェット一覧を選び、選択したウィジェットを待ち受け画面に張ることができる。プリセットとして、天気予報やニュースサイトを始め、モバゲータウン、mixiなどの13種類のモバイルウィジェットが搭載されている。

プリインストールされている13種類のモバイルウィジェット一覧

 また、モバイルウィジェットはダウンロードサイト「ウィジェットストア」から、新しく追加できる。すでにオールアバウト、インデックス、ギャガ・コミュニケーションズなどのウィジェットがストアに並ぶ予定だ。

ウィジェットストア。開設時期は931SHの発売日である11月下旬が予定されている

 ソフトバンクの孫正義社長は「これからウィジェットはインターネットの最も大切な言葉になる」と豪語する。「ブロードバンド」という言葉を流行らせた孫氏が、次に一般に広めようとしている言葉がウィジェットのようだ。

 ソフトバンクはiPhoneのApp Storeのように豊富なアプリケーションが揃う環境を作るため、賞金総額1000万円の「モバイル ウィジェット コンテスト」の開催を会見で発表した。企業、団体はもちろん、腕に自信のある個人も応募できる。

ソフトバンクモバイルはウィジェットを提供するディー・エヌ・エーやミクシィに加え、ヤフー、ドワンゴ、マイスペースとモバイルインターネットサービスに関する相互連携を発表した。会見には各社のトップが集い、豪華な顔ぶれとなった

 もっとも対応機種は931SHのみというのはちょっと寂しい気もする。1機種だけで広げていくのは難しいので、本格稼動は来年と言えるのではないだろうか。

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